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「アクションカメラ」の選び方とおすすめ4選【2020年最新版】

» 2020年01月08日 19時00分 公開
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 皆さんは動画を撮影する際、どのような機器を使っているでしょうか? 主な候補としてはビデオカメラやスマートフォン、動画対応のデジタルカメラなどが挙げられると思いますが、いま新たな選択肢として注目されているのがアクションカメラです。

「アクションカメラ」の選び方とおすすめ4選【2020年最新版】

 アクションカメラの強みは、身体や乗り物に装着して、より躍動感あふれる動画撮影ができること。多くの製品では堅牢性や耐水性、防水性、そしてコンパクト性などが重視されており、身に付けての撮影が多いことからウェアラブルカメラとも呼ばれています。カメラ自体を持たなくてよいので、両手が使えるというのも大きなメリットです。

 アクションカメラは、1台あれば日頃のレジャーから運動会、マリンスポーツやウィンタースポーツまで年間を通じて大活躍! 今回は、そんなアクションカメラの選び方と注目のモデルを紹介していきます。

どんな動きでもとらえるベーシックモデルを選ぶ

 初めてアクションカメラを購入する場合、各社が販売しているラインアップの中から、自分のニーズに最適なモデルをピンポイントで探し出すのは難しいかもしれません。そんな時は、さまざまなシチュエーションに対応できる機能を備えた3〜4万円前後のベーシックモデルがおすすめです。

アクションカメラの代名詞「GoPro」シリーズは純正・サードパーティを問わずアクセサリーが豊富 アクションカメラの代名詞「GoPro」シリーズは純正・サードパーティを問わずアクセサリーが豊富

 ベーシックモデルとしての厳密な定義はありませんが、まず必須なのが多様なシチュエーションでの撮影に耐えられる堅牢性・耐水性・防水性です。スキー場など過酷な環境では、耐熱・耐寒性も重要になってきます。

 画質についてはフルHD、もしくはこの価格帯でも4K動画撮影に対応しているモデルがあります。より高画質な動画を撮りたい場合、4K対応モデルがおすすめです。また、アクションカメラは動きながらの撮影がメインとなるため、手ブレ補正機能があると便利です。

 そのほか、アクションカメラ本体を装着するための部品「マウント」をはじめ、各種アクセサリー製品が充実している機種を選ぶと、さまざまなシチュエーションで活用できます。

手軽さやコスパで選ぶ

 今までにない斬新な切り口の動画を生み出せるアクションカメラですが、「でも値段がなぁ……」と購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

 確かに、アクションカメラが市場に登場した頃は手が届きにくい価格帯でした。しかし最近では、1万円台もしくはそれ以下の低価格帯モデルが数多く登場しているので、エントリー向けとしても最適です。

ドン・キホーテが2018年7月に発売したアクションカメラ「コンパクト防水4K ULTRAHD カメラ」 ドン・キホーテが2018年7月に発売したアクションカメラ「コンパクト防水4K ULTRAHD カメラ」は価格が6980円(税別)だった

 また、手軽さという点では装着感の少なさ、つまり軽量かつコンパクトであることも重要なポイントです。例えば、少しでも荷物や体の負担を減らしたい長時間のトレッキングなどでは、装着していることを忘れてしまうくらいの軽量・コンパクトモデルがおすすめといえます。

画質で選ぶ

 「とにかく美しい動画が撮りたい!」という方は、高画質機能に特化したモデルを選びましょう。解像度はもちろん4K対応で、手ブレ補正機能は必須。動画のサムネイル用として、高解像度な静止画撮影機能もあると便利です。

 また、動画に印象的なシーンを添える上では、360度撮影やタイムラプスモードなどの機能も効果的といえます。

 そのほか、動画の臨場感を最大限に盛り上げるには、音質の良さも欠かせません。マイク性能の高さはもちろん、雑音を除去するノイズリダクション機能などを備えていると良いでしょう。

おすすめモデルはコレ!

タフネスボディーに多彩な機能を凝縮したDJI「OSMO Action」

 ドローン業界のパイオニアとして知られるDJIの「OSMO Action」は、本体サイズが約42(高さ)×65(幅)×35(奥行き)ミリ、重量が約124グラムという軽量コンパクトなボディーながら、高画質な4K動画撮影にも対応したモデルです。

「OSMO Action」 「OSMO Action」

 背面だけでなく前面にもモニターが付いているため、自撮り時のフレーミングがスムーズに行えます。1.5メートルの落下試験に耐える耐衝撃性、ハウジングなしで水深11メートルまでの防水性能、−10℃〜40℃という幅広い動作環境温度、そして高い防塵性など、あらゆるシチュエーションに対応するタフさも魅力でしょう。

「OSMO Action」 背面だけでなく前面にもモニターが付いている

 機能面では、EIS(電子式映像ブレ補正)と複雑なアルゴリズムを組み合わせた高度な映像ブレ補正技術「RockSteady」をはじめ、8倍スローモーション、カスタム露出設定、タイムラプス、タイマー撮影、音声操作なども魅力的。実勢価格は3万6000円前後です。

防水ハウジングが標準で付属するソニー「HDR-AS50」

 ソニーの「HDR-AS50」は、重量83グラムのコンパクトボディに広角レンズを搭載した、フルHD対応のベーシックモデルです。

 連続撮影時間165分のスタミナバッテリーを採用しているので、長時間の撮影でも安心。60メートル防水ハウジングが標準で付属しており、防塵性・耐衝撃性・耐低温性の面でも優秀です。

「HDR-AS50」 「HDR-AS50」

 なお、姉妹モデルの「HDR-AS50R」にはライブビューリモコン「RM-LVR3」が付属されており、手元で簡単にカメラ本体の電源オン/オフや録画開始/停止、画角や撮影モードの設定、ファイルの再生などが遠隔操作できます。

「HDR-AS50」 60メートル防水ハウジングが標準で付属

 実勢価格は「HDR-AS50」が2万5000円前後、「HDR-AS50R」が4万1000円前後です。

日常のワンシーンを手軽に撮れる超軽量モデル Insta360「Insta360 GO」

 Insta360の「Insta360 GO」は、重量わずか18.3グラムの超軽量コンパクトボディーが最大の魅力です。衣服や帽子にマグネットで挟むように固定でき、旅行先やスポーツはもちろん、日常のなにげないワンシーンを手軽に動画として残せます。

 本体が小さいため操作部もシンプル。ボタンを軽く押すだけで30秒(最大1分間まで延長可能)の動画を撮影、細かい設定はスマホのアプリから行います。

「Insta360 GO」「Insta360 GO」 「Insta360 GO」

 撮影機能は充実しており、強力な手ブレ補正「FlowState」とIPX4準拠の防水性、ハイパーラプス/タイムラプス、スローモーションでの撮影、さらにはAI自動編集機能も備えています。実勢価格は2万4000円前後です。

「Insta360 GO」 マグネットで衣服に挟むように固定できる
「Insta360 GO」 付属のケースに収納して充電。さらにケースをスマホに接続してデータを転送できる

さらなる進化を遂げた“アクションカメラの代名詞” GoPro「HERO8 Black」

 “アクションカメラの代名詞”といわれるほど知名度の高い「GoPro」の中でも、いま一番ホットな製品が「HERO8 Black」です。

 従来製品「HERO7 Black」の持つ高度な撮影機能やスペックを踏襲しつつ、手ブレ補正「HyperSmooth 2.0」や自動速度調整「TimeWarp 2.0」、より高解像度な1080p対応のライブストリーミングなど機能が進化しました。

「HERO8 Black」 「HERO8 Black」

 また、各種アクセサリー製品を取り付けるにあたり、「HERO7 Black」では本体にフレームを装着する必要がありました。しかしHERO8 Blackは本体にマウント取り付け部を標準で装備。手間なく各種アクセサリー製品が使えるようになったのも魅力です。実勢価格は5万6000円前後です。

「HERO8 Black」 「HERO8 Black」は対応アクセサリーの取り付けがしやすくなった

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