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「コードレス掃除機」おすすめ3選 コンセントのない所でもスイスイお掃除【2020年最新版】

» 2020年07月12日 15時30分 公開
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 床のほこりやちりを吸い取ってくれる「掃除機」。昔は電源ケーブルをコンセントに繋いだまま使うタイプがほとんどでしたが、最近では、充電しておけば電源ケーブルをつながなくても使えるコードレス掃除機が増えてきました。

コードレス掃除機の選び方のポイントと、それを踏まえた上でおすすめしたい3機種をご紹介します。

コードレス掃除機 コードレス掃除機でサクサク掃除をしよう!(写真はマキタ「CL107FDSHW」)

コードレス掃除機のメリットは何より「手軽さ」

 コードレス掃除機の最大メリットは、とにかく気軽に使えるということにあります。

 まず、コンセントがない部屋でも使えます。また、部屋をまたぐ掃除でも、電源の抜き差しが不要です。さらに、コードが絡まないので子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。

 強いて“弱点”を挙げるとするなら、充電が必要なことくらいでしょうか。

清潔さ重視? 吸い込み力重視? 「集塵(じん)方式」をチェック

 掃除機のごみの吸い込み方、つまり集塵(じん)方式には、大きく紙パック式サイクロン式の2つがあります。

 紙パック式は、吸い込んだごみを専用の紙パックにためて、掃除が終わったら紙パックごと捨てられます。メリットは手入れが楽なことですが、ごみがたまってくると吸引力が弱くなったり、においが気になったりといったデメリットもあります。

紙パック 紙パック式の掃除機は、パックごとごみを捨てられるのは楽ですが、パックが満杯に近づくと吸引力が低下したりすったごみからのにおいが避けられなかったりといったデメリットがあります(出典:パナソニック)

 サイクロン式は、ごみと空気を遠心力で分離し、「ダストカップ」と呼ばれる入れ物にごみをためていきます。紙パックを買いつないでいく必要のない一方で、小まめにごみを捨てないと故障につながってしまうというデメリットもあります。

 最近のサイクロン式コードレス掃除機は、ダストカップを水洗いできるものが増えてきています。「手入れが楽な方がいい!」という人はダストカップの洗えるモデルがおすすめです。

サイクロン式掃除機 サイクロン掃除機は紙パックが不要で気軽ですが、ごみをためすぎてしまうと故障につながります(出典:パナソニック)

機動性重視? 性能重視? 「形状」をチェック

 部屋の中でも特に気になる部分を集中して掃除したと思う人は、ハンディタイプのコードレス掃除機が良いでしょう。本体を分離して短くコンパクトなボディーに“変身”させられるので、移動しやすく持ち運びやすいのでおすすめです。

 目的に応じて使いやすいように、部品を付け替えられる商品を選びましょう。

ハンディータイプ ハンディータイプの掃除機は、手元のごみも吸い込みやすいですが、コンパクトゆえにごみをためられる容積は少なめです(写真はダイソンの「V7 Trigger」)

 一方、キャニスタータイプのコードレス掃除機は、モーターやごみを集積する部分にも車輪があるものです。一般的に「掃除機」と言われて思い浮かぶであろう形状を持ちます。

 当然ながら。本体サイズはハンディタイプよりも大きく、収納スペースを確保する必要があります。しかし、その分だけごみをためられる容積が大きい上、モーターも大きくできるので、吸引力も強めです。

キャニスター掃除機 キャニスタータイプは収納スペースが必要な一方、吸い込める容積や吸い込み力が強いです(写真はシャープ「EC-AS510」)

掃除機の“命” 「吸引力」もチェック

 掃除機の吸引力を左右するのは、ごみを吸い取る部分にある「ヘッド」と呼ばれる部分と、吸引する風を生成する「モーター」です。

 ヘッド部分については掃除のしやすさも大事ですが、ごみを吸い取る力を高める工夫がなされているかどうか確認したいです。例えば、カーペットや畳における吸引力を高めるために、ヘッドのブラシについて形状に工夫をしたり回転力を高める機構を取り入れたりしている機種があります。

 さらに、業務用の集塵機や工具などの開発で培った技術を活用して、吸引力を高めるだけではなくバッテリーを交換式にして利便性を高めた機種もあります。

 なお、掃除機の吸引力は、JIS(日本工業規格)の算出方法が定められていて、その方法で算出した吸引力は「吸込仕事率」と言います。単位は、電力量「ワット(W)」で、高ければ高いほど吸引力が強いといえるのですが、コードレス掃除機では吸込仕事率が公表されていない場合もあります。

おすすめのコードレス掃除機はこれ!

 これらのポイントを踏まえて、おすすめのコードレス掃除機を3つ紹介します。

Dyson V7 Slim SV11 SLM(ダイソン)

 イギリスの家電メーカー「Dyson(ダイソン)」のコードレス掃除機です。税別の実売価格は3万2000円程度となります。

 日本の住環境を考慮して設計されていることが特徴で、同社製の他の掃除機と比べてもパイプ部分が短くなっている代わりに、パーツを取り外すことでハンディタイプの掃除機としても利用できます。

 収納用ブラケット、コンビネーションノズル、すき間ノズルといった付属品もあります。

Dyson V7 Slim SV11 SLM

Pure Q9(エレクトロラックス)

 スウェーデンの家電メーカー「Electrolux(エレクトロラックス)」の最新コードレス掃除機です。税込みの実売価格は5万〜6万円程度となります。

 従来品に比べ、フローリングの溝の吸引力が7倍に向上したことが特徴で、ヘッドにLEDライトが付いていて暗い場所でも掃除しやすいことが魅力です。さらに、本体を寝かせたときの高さが14cmと、多くのソファーやベッドの下も掃除できるように設計されていることもポイントです。

Pure Q9

CL182FDRFW(マキタ)

 充電式工具で世界的に有名なマキタが手がけたコードレス掃除機です。税込みの実売価格は2万6000円程度となります。

 最大の特徴は、同社製の充電式工具製品と同じバッテリーを搭載していること。同社製の工具を持っていれば、バッテリーや充電器の「使い回し」が可能です。

 紙パック式ではありますが、プロ向け電動工具にも使われているモーターを採用したことで、吸引力もバッチリです。

CL182FDRFW

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