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「トイレやキッチンに置く電気ヒーター/電気ストーブ」おすすめ3選 寒い日でも快適!【2020年最新版】

» 2020年12月12日 16時30分 公開
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 冬が少しずつ深まってきました。この季節は「夜中にトイレに行ったら寒くてしょうがない」「台所に立ったら足元が寒い」という悩みを抱えがちでもあります。

ヒーター トイレや台所に置くならコンパクトな電気ヒーターがおすすめ!(写真はアイリスオーヤマ「JCH-M082T」)

 トイレや台所が寒い――そんな時は、電気ヒーターや電気ストーブを用意しておくと便利です。この記事では、主にコンパクトな電気ヒーターを選ぶ上でチャックしておきたいポイントと、それを踏まえたおすすめ製品を紹介します。

設置場所にコンセントはある?

 まず、設置場所にコンセントがあるかどうかをチェックしましょう。台所は冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などを設置するためにコンセントがあるはずです。トイレについても、最近はシャワー付き便座を取り付けるためにコンセントを備え付けているケースが増えています。

 ただ、コンセントが近くにない場合やコンセントの口(ソケット)の数が足りない場合の対応は慎重であるべきです。ヒーターは消費電力が大きいため、電源コードに流れる電流が大きくなり、熱を持ちやすくなります。何の考えなしに「延長コード」や「テーブルタップ」を使うと、電源コードが自らの発熱によって破損し、最悪の場合、発煙や発火に至る恐れもあります。

 どうしても延長コードやテーブルタップを使わざるを得ない場合は、耐熱コードを持つものを使いましょう。テーブルタップを使う場合は、他の機器と合わせた電力量が定格量を超えないように気を付けてください。

延長コードX パナソニックの「延長コードX」は発熱対策が施されている他、ソケット側に防水扉を備えています(写真はブラックの2m品)

即効性重視? 範囲重視? 「暖め方」をチェック!

 電気式の暖房には、いろいろな方式があります。主な方式を紹介します。

セラミックファンヒーター

 発熱体を内蔵したセラミック(陶磁器)に電気を通し、そこから発生した熱をファンで送り出すことで空間を暖めます。

 比較的小型で軽量なものが多く、持ち運びやすいことがメリットで、局所的に部屋(空間)を暖めることに優れています。温風もすぐ出てくるため、トイレのように常時いる訳ではない空間でもすぐに暖かさを感じられます。

 一方で、“局所的”ゆえに、広い場所を暖めることには不向きです。ファンを使うため、フィルターの定期的な清掃が必要となることも注意しましょう。

電熱線ヒーター

 電熱線(多くはニクロム線の入った石英管)を使って部屋(空間)を暖めます。価格が手頃で、長く使えることも魅力です。

 一方で、セラミックファンヒーターと比べると、暖まるまでに少し時間がかかります。また、ヒーター自体が高温になるため、人体の近くで使うと「やけど」のリスクもあります。

 なお、電熱線ヒーターや後述する「遠赤外線ヒーター」は、「電気ストーブ」という名称で売られることも多いです。

電熱線ヒーター 電熱線ヒーターは手頃な価格で暖房効果も高めです。ただ、電熱線自体が熱くなるゆえに気を付けなければならない点もあります(写真は山善の「DS-D086」)

遠赤外線ヒーター

 ハロゲンヒーター、カーボンヒーターやグラファイトヒーターを使って「遠赤外線」を発生させ、人体を中から暖めます。仕組み的には先述の電熱線ヒーターと似ていますが、よりスピーディーに暖かさを感じられることがメリットです。

 ただし、一般的な電熱線ヒーターと比べると空間を暖める能力は低めです。一方で、また、ヒーターの周辺部が熱を持つことも変わりないため、やけどには気を付けてください。

 ただし、遠赤外線ヒーターはサイズが大きめなものが多いため、特にトイレに設置することを検討する場合は、本当に置けるのかしっかり確認してください。

カーボンヒーター 遠赤外線ヒーターは人体を中から暖める効果が高いですが、ボディーサイズが大きめな傾向にあります。特にトイレに設置する場合は、置き場所があるかどうかしっかりチェックしてください(写真は山善のカーボンヒーター「DCT-J063」)

トイレで使う場合は「スペース」と「人感センサー」もチェック!

 とりわけ狭いトイレで使う場合は、ヒーターやストーブを置く場所があるかどうかもしっかりチェックしたい所です。製品情報などで底面のサイズ(幅と奥行き)をしっかり調べてください。トイレで使うことを想定した製品は、比較的コンパクトに作られています。

ヒーター トイレに置く前提の電気ヒーターは、非常にコンパクトな設計となっているものが多いです(写真はパナソニックの「DS-FP600」)

 また、出入りする度にいちいちスイッチをオン/オフするのも面倒という人は、人感センサー付きのモデルを選ぶといいでしょう。万が一、スイッチを切り忘れた場合も安心です。

人感センサー 人感センサー付きのヒーターならスイッチを切り忘れた場合も安心です(写真は山善の「DSF-TK12」)

おすすめの電気ヒーター/電気ストーブはこれ!

 以上を踏まえて、トイレや台所に置くのにおすすめな電気ヒーター/電気ストーブを紹介します。

EHT-800W(アイリスオーヤマ)

 アイリスオーヤマの電熱線式の電気ストーブで、消費電力(暖房の強さ)は400Wと800Wの2段階から切り替えられます。幅は30cm、奥行きは14cmなので、狭いスペースでも設置しやすくなっています。税込み実売価格は3000円前後です。

EHT-800W

DS-FN1200(パナソニック)

 パナソニックのセラミックファンヒーターです。消費電力は640Wと1170W(50Hz地域)または615Wと1120W(60Hz地域)の2段階で切り替えられます。幅は31.5cm、奥行きは13.55cmなので、狭いスペースでも設置できます。税込み実売価格は7000円前後です。

 転倒時の安全防止機構は2重化されており、万が一の際も安心です。風向を切り替えられるルーパーも付いています。

 なお、このモデルにはオフタイマー付きの「DS-FS1200」という上位モデルもあります。税込み実売価格は8000円前後です。

DS-FN1200

ピエリア CHV-061J(ドウシシャ)

 ドウシシャのセラミックファンヒーターです。消費電力は300Wと600Wの2段階から切り替えられます。幅は17.5cm、奥行きは10.5mmで非常にコンパクトです。ボディーカラーはホワイト、グリーン、ピンクの3つら選べて、実売価格は4000円前後です。

 手頃な価格ですが人感センサーを備えており、人が来るとオートオン、いなくなるとオートオフ、といった動作も用意です。活性炭脱臭フィルターも備えています。

CHV-061J

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