ドアノブを触ったときに、バチッと静電気が走ったことはありませんか? 空気が乾燥してくると静電気に悩まされることも増えてきますよね。そんなときは、「静電気対策用品」が役立ちます。
ここでは、静電気対策用品として「シートタイプ」「スプレータイプ」「アクセサリータイプ」の選び方とおすすめの製品を紹介します。不快な静電気を避けるために、静電気対策用品を用意しておきましょう。
「シートタイプ」は、ドアやロッカーなど静電気が起こりそうな場所に貼って使うタイプです。金属部分に触れる前に、まずはシートをタッチ。すると、体がまとっていた電気を逃がすことができ、静電気が起きにくくなります。
会社や自宅の中でひんぱんに触れる場所が分かっている場合は、シートをセットしておきましょう。
持ち運ぶなら「キーホルダータイプ」がおすすめ。サイズが小さく、自宅の鍵などと一緒に管理できます。キーホルダーを金属部分に近づけると電気を逃がすことができ、静電気の発生を抑制できます。ランプの点灯で、除電を確認できるモデルもあります。
冬場は衣服がこすれて、バチバチと静電気が起きることも多いですよね。衣類同士の摩擦で発生する静電気を抑えたいなら、「スプレータイプ」がおすすめです。気になる対象にシュッと吹きかければ、電気を逃がすことができ、静電気の発生を予防できます。
速乾性の高いスプレーなら、外出中でも手軽に衣服に吹きかけることができます。さらに電気を逃がしながら、ほこりや花粉などの微細粒子の付着を防止することも可能です。
衣服用だけでなく、機械用や髪用などさまざまな種類がありますので、用途に合うものを探してみましょう。
ブレスレットやネックレスなどの「アクセサリータイプ」なら、スプレーを吹きかけたりシートに触れたりといった手間はかかりません。腕や首に身に着けるだけで、素材に使用されている「導電性繊維」によって、体に帯電している電気を逃がすことができます。
金属を触る直前にアクセサリーを触っておくと、静電気除去効果を高められる場合もあります。デザインも豊富なので、ファッションの一部として楽しむことができます。ただし、他のアイテムと比べて、静電気を抑制する効果はあまり高くありません。
富士パックス販売「静電気軽減 シート パチカット 2枚組」は、シートタイプの静電気対策用品です。ドアノブや車、ロッカーの周辺などに貼って使用します。
一度シートに触れてから金属に触れれば、嫌な静電気を避けることができます。貼る位置を間違えた場合でも、貼り直し可能です。スマートフォンに貼り付けて持ち運ぶこともできます。大・小のシートが1枚ずつ付いてきます。販売価格は1100円前後です。
ラウダの「静電気除去 グッズ キーホルダー アンチショック Anti shoc」は、キーホルダータイプの静電気対策用品です。金属部分に近づけることで、98%の静電気を除去できます。
静電気除去が完了すると、内部のランプが点灯します。これなら静電気におびえることなく、安心して乗車できます。サイズが小さいため、持ち運びが簡単です。保管方法としては、財布に入れたり鍵と一緒に管理したりするのがおすすめです。販売価格は2980円(税込、以下同)です。
ライオンの「エレガード 160ミリリットル」は、スプレータイプの静電気対策用品です。外出前、こすれやすい部分にスプレーをシュッと吹きかけておけば、静電気の発生を防ぐことができます。
服の表だけでなく裏までスプレーしておくことで、より静電気が起こりにくくなります。ほこりや花粉、PM2.5などの付着を抑える効果もあります。超微香性なので、嫌な臭いが残ることもありません。速乾性ということもあり、外出先でもさっと使用できます。販売価格は600円前後です。
花王の「リセッシュ 除菌EX プラス プロテクトガード 本体 360ミリリットル」は、静電気防止以外にもさまざまな機能を備えている製品です。
スプレーを服にかけることで、静電気の発生を抑制でき、花粉やPM2.5といった微粒子の付着を防ぐこともできます。除菌効果やウイルス除去の効果が期待できます。汗などの臭いを消す効果もあります。販売価格は1800円前後です。
SHFの「静電気抑止リストバンド」は、アクセサリータイプの静電気対策用品です。静電気除去能力の高いステンレス糸を使用しています。手首に着ければ、体に帯電している電気を逃がしてくれます。
カラーバリエーションが豊富で、カジュアルなデザインなのも魅力の一つ。耐久性にも優れているので、長期間使い続けられます。一度リストバンドに触れてからドアノブなどを触れば、より静電気を防ぎやすくなります。販売価格は825円です。
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