天然繊維の中で最も保温性が高いといわれているカシミヤ。軽くて暖かく、肌触りが良いのが魅力です。見た目も高級感があるため、上品なスタイルを楽しみたいという方におすすめです。
今回は1万円台で手に入る、カシミヤ100%のニットを紹介します。人気セレクトショップの中からピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
カシミヤとは、カシミヤヤギから取れた毛のことです。一般的なウールと比べて繊維が細く、柔らかい繊維が空気をたくさん蓄えるため、保温性が高いのが特徴です。
カシミヤと一口にいっても、細かくグレードが分かれています。グレードは繊維の細さや長さなどによって決まります。繊維が細くて長く、艶のあるものが質の高いカシミヤとされています。
カシミヤは外気を遮断し内側に熱をためるため、保温性に優れています。繊維が細くしなやかな風合いなので、ウールのようなチクチク感がないのもポイントです。
また表面のキューティクル構造が、空気中の水分を吸収・放出することにより内部の湿度を調整します。そのためニット内の蒸れを防ぎ、快適な着心地をかなえます。
ニットの表情を決めるのが「ゲージ(G)」です。ゲージとは、生地を編む機械の針の密度を表す単位のことです。数字が小さいと編み目がざっくりするためローゲージニットとなり、大きい数字になると目が詰まりハイゲージニットとなります。
ローゲージは一般的に5ゲージ以下で、通気性と伸縮性に優れています。ミドルゲージは7〜10ゲージ、12ゲージ以上はハイゲージとされています。ミドルゲージは厚すぎず薄すぎないバランスの取れたニットで、ハイゲージは柔らかく滑らかな着心地です。
ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)の「BY KOUKIN カシミヤ ニット」は、抜け感のあるシルエットとボリューミーなネックが印象的なカシミヤセーターです。抗菌・防臭加工を施した上質なカシミヤニットなので、長く愛用できます。
ネック部分は少し短めのダブルリブなので、スウェットのようなシルエットで着用できるのがポイント。すっきりとしたイージーパンツが好相性です。実売価格は1万2000円前後です。
エディフィス(EDIFICE)の「カシミヤ アゼ クルーネックニット」は、程よくゆとりのあるサイズ感がこなれた印象を与えてくれるクルーネックニット。カシミヤが持つ膨らみのある柔らかな特性を生かし、肌触りが良くふんわりとした素材感に仕上げています。
カラーはグレーやナチュラル、ブラウンなど豊富なラインアップとなっていて、1枚で着てもインナーにしても映えるアイテムです。実売価格は1万7000円前後です。
ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)の「SOVEREIGN CASH ホールガーメント クルーネック ニット」は、ユナイテッドアローズの最高峰レーベルである「SOVEREIGN(ソブリン)」シリーズのクルーネックニット。ソフトタッチな素材感が特徴です。
体にフィットしやすいホールガーメント編みをすることで快適な着心地に仕上がっています。カラーバリエーションが豊富なので色違いでそろえても良さそうですね。実売価格は1万1000円前後です。
アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)の「カシミヤ100%天竺クルーネック」は、ニューヨーク発のメンズブランド「FREEMANS SPORTING CLUB(フリーマンズスポーティングクラブ)」のカシミヤセーターです。
10ゲージのバランスの取れたミドルゲージニットで、厚すぎず、薄すぎない生地が魅力です。レッドやオレンジなど鮮やかなカラー展開となっています。実売価格は1万9000円前後です。
ユナイテッドアローズの「BY WEIS カシミヤ タートルネック ニット」は、内モンゴル産の質の高いカシミヤ原料を使用し、カシミヤ専業工場で編み立てたタートルネックニットです。ネック部分はきつすぎず緩すぎない絶妙なフィット感に仕上がっています。
アウターやジャケットインでも合わせやすいすっきりとしたレギュラーシルエットで、インナーとしてもロングシーズン使えるのがポイントです。カラーはライトグレー、ホワイト、ブラックの3色展開。実売価格は1万円前後です。
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