「iPhone 12」シリーズ以降のiPhoneには、背面に「MagSafe(マグセーフ)」という磁石でアクセサリー類をカチっと固定できるワイヤレス充電機能が追加されました。
磁力で固定できる点が便利なことから、ワイヤレス充電器やバッテリー以外にも、Magsafe対応アクセサリーも多数発売されています。
「Magsafe」はiPhoneの背面に磁力でピタッと装着でき、最大15Wでワイヤレス充電できる規格です。iPhone 12以降のモデルで対応していますが、iPhone 13 mini や iPhone 12 mini に関しては、ピーク時最大12Wの電力供給となる点には注意が必要です。
Magsafe対応のアクセサリーには、充電器やモバイルバッテリーのほか、スタンドやスマホリングなど、充電に関係しないものもそろっています。磁力を使って装着するので、手軽に着脱できるのが大きなメリットですね。
iPhoneケースにもMagsafe対応のものがあります。ケースを装着したままMagsafe対応アクセサリーを使用したい場合には、まずはMagsafe対応のケースを用意しましょう。
Appleの「MagSafe充電器」はメーカー純正のワイヤレス充電器です。MagSafeでピタッと位置が合う対応機種はiPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 12、iPhone 12 Proです。
ワイヤレス充電規格の「Qi」にも対応しているので、iPhone 8以降のiPhoneやAirPodsのワイヤレス充電ケース付きモデルも充電できます。
直販価格は4950円(税込、以下同)。別途電源アダプターが必要で、Apple純正の「20W USB-C電源アダプタ」の使用が推奨されています。
Belkin(ベルキン)の「BOOST↑CHARGE PRO MagSafe 3-in-1磁気ワイヤレス充電器(WIZ009dqBK)」は、MagSafe対応のiPhoneとApple Watch、AirPodsと3つを一度に充電できるワイヤレス充電器です。
スタンドタイプのデザインで、iPhoneとApple Watchを宙に浮かべるように充電できます。最大15Wの高速充電も可能です。販売価格は1万4680円。カラーはブラックとホワイトの2色があります。
Ankerの「PowerCore Magnetic 5000」は、Magsafe対応でワイヤレス充電できるモバイルバッテリー。充電ケーブルの取り回しが不要なので、バッグの中でケーブルを探す手間が省けて、ケーブルの持ち運びによる損傷も防ぐことができます。
磁力でiPhone本体に固定されるので、充電しながらのiPhone操作もスムーズにできます。バッテリー容量は5000mAhと、最新のモバイルバッテリーと比べると少なめとなっているため、満充電回数は1回未満となってしまう点には注意が必要です。
Ankerの直販価格は4490円。カラーはブラック、ホワイト、パープル、ミントグリーン、ネイビーの5色が用意されています。
Ankerの「610 Magnetic Phone Grip(MagGo)はMagsafe対応のスマホリング。マグネット式のため、テープ跡やのり残りを気にせずiPhoneをきれいな状態保ったままスマホリングを利用できます。
約800gまでの荷重に耐える強力マグネットで、iPhoneにしっかりとスマホリングが固定されます。また、スマホリングとしてだけではなく、スマホスタンドとしても利用できます。
Ankerの直販価格は2000円。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、パープルの4色が用意されています。
MOFT(モフト)の「Snap-On iPhone12/13シリーズ専用スタンド-Magsafe対応」は、簡単に折りたためるMagsafe対応のiPhoneスタンド。折りたためるので装着したまま持ち運ぶのに便利です。
Magsafeを利用した着脱により、縦置き、横置きのほか、フローティング横置きと、3つのスタンドモードを利用できます。
カードを3枚まで収納でき、財布に入りきらないカード類を入れておくのにも便利。スキミング防止機能も付いています。
MOFTの直販価格は3180円。カラーは、ナイトブラック、オックスフォードブルー、アッシュグレー、シエナブラウンの4色に、新色のウィンディブルー、クラシックヌード、サンセットオレンジ、ハローイエローの同じく4色が追加されています。
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