カフェのメニューにあるようなコーヒーが自宅でも飲めたらうれしいですよね。そんな時に役立つのがカプセル式コーヒーメーカーです。カプセル式コーヒーメーカーは、カプセルをセットしてボタンを押すだけで、お店で飲むようなコーヒーが手軽に飲めてしまうのです。
コーヒーメーカーには、カプセル式のほかにドリップ式、エスプレッソ式などがあります。カプセル式の大きなメリットとしては、比較的マシンが汚れづらく、手入れが楽という点にあります。
今回は、カプセル式コーヒーメーカーの選び方と、1万円台で買えるおすすめのカプセル式コーヒーメーカーを紹介します。
カプセル式コーヒーメーカーを選ぶ上で、まず気になるのはカプセルのバリエーションですよね。
使えるカプセルはコーヒーメーカーによって違うので、好みの味のカプセルが多い製品を選ぶとよいでしょう。味の好みがよく変わる方や、飽きっぽいという方は、カプセルの種類が多いものがおすすめです。また、ブランドによっては、人気のカフェとコラボしたカプセルや、ココアや紅茶などのカプセルもあります。
カプセル式コーヒーメーカーを選ぶ際は、コストパフォーマンスも考慮しましょう。
1杯あたりの値段は、使用するカプセルによって異なります。差は大きくても数十円程度なので、あまり気にならないようにも思われますが、数カ月、数年と使い続けるとかなりの金額になりますよね。節約にこだわりたい方は、1杯あたりの値段ができるかぎり安いものを選んだ方がよいかもしれません。
カプセル式コーヒーメーカーの中には、カプセル式だけではなくドリップ式にも対応した製品があります。
カプセル、ドリップの2WAYのコーヒーメーカーは、カプセル式コーヒーメーカーの弱点である「カプセルにラインアップされている味しか入れられない」という点を克服しています。粉や豆にも興味があるという方は要チェックです。また、ドリップ式にも対応していれば、カプセルを使い切ってしまったという場合にも安心ですね。
「ネスカフェ ドルチェ グスト」シリーズはスターバックスの味わいが自宅でも楽しめるカプセル式コーヒーメーカーです。
ブラックコーヒーはもちろん、ラテやミルクティーまでカプセルのラインアップが豊富です。一杯あたりの値段は52円からとなっており、ランニングコストが低いのも魅力です。
「ジェニオ アイ」の特徴は、IoT機能が搭載されており、スマートフォンと連携して専用アプリで抽出量や温度を調整できる点です。レシピを保存できるので、気に入った味を何度でも楽しめます。販売価格は1万1000〜1万4000円(税込、以下同)前後です。
「ネスプレッソ(Nespresso)カプセル式コーヒーメーカー イニッシア」は、エスプレッソ抽出のコーヒーを楽しめるネスプレッソ「オリジナル」シリーズの中でもコンパクトかつ軽量なモデルです。
最大19気圧の高圧力抽出で、味わいが強いコーヒーからマイルドなコーヒー、カフェインレスのコーヒーまで、バリスタが入れたような本格的なコーヒーを楽しめます。販売価格は1万3000〜1万8000円前後です。
キューリグ(KEURIG)のカプセル式コーヒーメーカーはアメリカでのシェア率No.1を誇ります。
キューリグが使用しているのは「K-Cup」というカプセル。「上島珈琲店」「小川珈琲」「セガフレードザネッティ」「タニタカフェ」など人気カフェの味と香りも楽しめます。
また、抽出時にカップに氷を入れておけば、アイスコーヒーやアイスティーも入れることができます。販売価格は1万500〜1万5000円前後です。
UCC(ユーシーシー)の「ドリップポッド DP3」はコーヒー粉からのドリップにも対応したカプセル式コーヒーメーカーです。
カプセルをセットしてボタンを押すだけで本格的なコーヒーを入れることができるシンプルな設計ですが、気分にあわせて「ストロング」モードや「アイス」モードなども選択できます。
静音設計なので、深夜または早朝でも安心して使えますね。販売価格は1万2000〜1万3000円前後です。
タイガー魔法瓶(TIGER)の「コーヒーメーカー 1〜4杯用 ACT-E040WM」は、カプセル式に加え「レギュラードリップ」「ドリップバッグ」の3WAYでコーヒーを入れられるコーヒーメーカーです。
カプセルはUCCドリップポッドと互換性があります。レギュラードリップにはスチーム蒸らし機能付きで、コーヒーのおいしさをよりしっかりと引き出します。販売価格は1万2500〜1万9000円前後です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.