ワークチェアやゲーミングチェアを使っていると、床に傷や汚れてしまった、という経験をしている人も多いのではないでしょうか。
キャスター付きの椅子はタイヤ部分にほこりやゴミが付着して、そのまま床に押し付けてしまうことがあります。そのため知らず知らずのうちに、床の汚れや傷が目立ってしまうようです。そこで今回は、床を保護する「チェアマット」を紹介します。素材や形の違いなどいろいろと種類がありますので、自分の部屋に合ったものを見つけてください。
チェアマットを選ぶ際にまず重要になるのが大きさです。椅子を出したり引いたりする時の可動範囲を考えて選びましょう。
形は長方形のものが多いですが、デスクの脚にかからないように先端が細くなったT字型もあります。必要最低限の部分だけカバーしたい人におすすめです。
デスクごとまとめてマットを敷きたい人は、130×160cmくらいの大きめタイプもあるので、デスクの大きさと合わせて確認しましょう。
チェアマットの素材はPVC(ポリ塩化ビニール)やポリエステルが一般的です。
PVC素材は汚れてもサッと水ぶきができるのでお手入れもラクラクです。ポリエステル素材のチェアマットは、ハサミで切って大きさや形を調節できる商品もあります。カーペットタイプのチェアマットを使いたい人は、ポリエステル素材がおすすめです。
さらに耐久性に優れた、「ポリカーボネート」という素材があります。ガラスよりも強く、ハンマーでたたいても割れないといわれています。耐久性を最優先したい人や、重量のあるゲーミングチェアなどを使用している人はチェックしてみてください。
チェアマットの厚さは大体1.5〜4mm程度のものが多いです。
重さが10Kg以下のコンパクトなワークチェアの場合、チェアマットの厚さは1.5mm以上あると安心です。ゲーミングチェアなど重量のある椅子を使っている人は2mm以上の厚さがあると、より安心して床を保護できるといわれています。
4mm以上の厚さがあるチェアマットは騒音対策にも適しています。マンションやアパートなどで音が気になる人は、厚めのものを検討してみると良いかもしれません。
SALLOUSのチェアマットはポリエステル素材でできたカーペットタイプのため、夏はサラっとした質感、冬は防寒対策にもなります。
マットの裏面に特殊加工が施されており、上から重さが加わると真空状態を作り出して床としっかり吸着し、滑りにくい作りとなっています。洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単。ハサミで切れるので、サイズや形は自由に変えられます。サイズは90×140cm。販売価格は2580円(税込、以下同)前後です。
クモリの「チェアマット クリア」は厚さ2mmで耐荷重300kgと、耐久性に優れています。
クリアタイプなので、部屋の景観を気にせず使えるのもうれしいポイントです。PVC素材なのでお手入れも簡単、滑り止め加工もしっかりされています。床暖房にも対応しているので、冬場も安心して使えます。サイズは90×120cm。販売価格は2780円です。
サンコーの「チェアマット KI-88」は、先端が細くなったT字型になっています。
デスクの脚を気にせずサッと敷けて便利です。裏面は圧力がかかると真空状態になる「おくだけ吸着」加工が施されており、フローリングに対応しています。撥水加工もされているため、汚れにくいのもポイント。ハサミでカット、洗濯機で丸洗いも可能です。サイズは90×120cm。販売価格は3000円前後です。
HAODEMIの「デスク チェアマット」は、サイズが160×140cmと大きいため、デスクも含めて床を保護したい人におすすめです。
厚さも4mmあるので、防音効果も期待できます。大きめのデスクを使っている人でも、充分に保護できる大きさではないでしょうか。カラーバリエーションも豊富なため、部屋のインテリアに合わせて好きなカラーを選んでみてはいかがでしょう。販売価格は5400円前後です。
アイリスオーヤマの「チェアマット PCM-129」は、耐久性に優れたポリカーボネート樹脂を使っているチェアマットです。
フローリングと畳、どちらにも対応しています。高い強度を誇り、万が一割れてしまっても、破片が飛散する心配は少ないとのこと。チェアマット自体も傷つきにくいので、長く使える商品です。サイズは120×90cm。販売価格は6000円前後です。
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