国内旅行や出張の時に便利なコンパクトキャリーバッグ。機内に持ち込めるサイズだと、空港で荷物を待たずにすぐ出発できるのもメリットです。
一口にキャリーバッグといっても、素材や機能性、デザインなどいろいろな種類があるためどれを選んだら良いのか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、コンパクトキャリーバッグの選び方のポイントとおすすめ商品を紹介します。春の行楽シーズンも少しずつ近づいていますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリーバッグの中で特に目にする機会が多いのが、プラスチックやポリカーボネートなどのハードタイプではないでしょうか。防犯や耐久性に優れ、水に強いのが特徴です。
またハードタイプの中でも、開閉部分が「ファスナータイプ」と「フレームタイプ」のものがあります。フレームタイプはキャリーバッグの開閉部分が金属や樹脂のフレームで守られているため衝撃に強く、盗難防止もより優れています。パソコンをはじめとする電子機器や壊れやすいものを入れて移動する場合は、フレームタイプがおすすめです。
対してファスナータイプは、軽量で荷物が詰めやすいメリットがあります。小さいものをしまう時はファスナーを全開にしなくても、上の方だけ開けてサッとしまえるのも便利です。壊れやすいものを入れない、コストをなるべく抑えたい人におすすめです。
本体が布製のキャリーバッグは、軽くて持ちやすい、外ポケットが多いのが特徴です。
良く使う小物類は外ポケットを使えば出し入れしやすく、バッグの開き方は片開きのため、省スペースで広げられるのも便利ですね。布製なのでハードタイプに比べると水には弱いですが、撥水加工のものもあるので購入前に確認すると良いでしょう。布製のキャリーバッグは、使いやすいさや軽さを重視したい人におすすめです。
キャリーバッグを選ぶ上でしっかり確認しておきたいのが、収納力と使いやすさです。
一般的に機内に持ち運びできるキャリーバッグのサイズは、幅・高さ・奥行3辺の合計が110〜115cm以内といわれています(※座席数が100席未満の飛行機は110cm以内)。このくらいのサイズだと25〜40L程度収納できるので、最大容量もしっかり確認して選ぶと良いでしょう。
小物類やパソコンを頻繁に出し入れする人は、フロントオープンタイプやパソコンポケットが付いているものがおすすめです。ビジネス向けのキャリーバッグは中の収納ポケットも豊富なため、出張で使う機会が多い人はチェックしてみてください。
レジェンドウォーカーは高い品質と機能性が評価されている、キャリーバッグのブランド。「スーツケース 容量拡張機能 マット加工」は、ファスナーで開閉する、ハードタイプのキャリーバッグです。
コーナーパッドで衝撃を緩和、本体の表面は凹凸のあるエンボス加工のため傷が目立ちにくいのも特徴です。ケースの中はメッシュポケットが付いていて、しっかりと収納できます。容量拡張機能も付いており、拡張用のファスナーを開けるとマチが5cmアップ。カラーバリエーションが豊富なのもうれしいポイントです。大きさは36(幅)×54(高さ)×24(奥行)cm、機内持ち込み可能サイズで容量は約33L。販売価格は7000円前後です。
シフレの「スーツケース ハードジッパー Sサイズ付き LUN2116-48」は、グラデーションカラーがかわいい、デザイン性に凝ったキャリーバッグ。おしゃれで少し個性的なキャリーバッグを使いたい人におすすめです。
セットのミニバッグは背面にゴムベルトが付いているので、キャリーバーに装着して使用できます。ショルダーバッグとしても使えるので、出し入れの多い小物類などを入れておくのに便利です。他のブランドではなかなか見ないグラデーションカラーのデザインは、他にも種類があるので気になる人はチェックしてみてください。大きさは約36(幅)×48(高さ)×21.5(奥行)cm、機内持ち込み可能サイズで容量は約32L。販売価格は1万5000円前後です。
一度しまったものが取り出しづらいところが、キャリーバッグを使う上でどうしてもネックになる点ではないでしょうか。そんな悩みを解消してくれるのが、トラベリストの「スーツケース ジッパー トップオープン」です。
フロントオープン機能搭載で全面が大きく開くので、ものの出し入れがラクラク行えます。旅行先でのガイドブックや飲み物、交通機関のチケットなど、サッと取り出したいものを入れておくのにおすすめです。サイズは約36.5(幅)×54(高さ)×24.5(奥行)cm、機内持ち込み可能サイズで容量は約35L。販売価格は1万5000円前後です。
エンドレストリップの「スーツケース フロントオープン」は、ビジネスシーンにおすすめのキャリーバッグです。
耐久性に優れ衝撃に強いポリカーボネート素材のみを使用しており、フロントオープンで開く収納スペースにはパソコンや書類を収納するのにぴったり。中のポケットや仕切りも豊富なため、細かいものをすっきり収納できてスムーズに出し入れできます。機内持ち込み可能MAXサイズのため、容量を重視したい人はぜひチェックしてみてください。サイズの詳細は、約40(幅)×50(高さ)×25(奥行)cm、容量は約40L。販売価格は1万3000円前後です。
無印良品の「半分の厚みで収納できるソフトキャリーバッグ(S)」は、使わない時は厚みを半分にして収納できるソフトタイプのキャリーバッグです。
キャリーバッグは使わない時、どうしてもスペースが必要になるため、コンパクトに収納できるのはうれしいですね。無印らしいすっきりとしたデザインですが、外ポケットが付いていて、使いやすさも考慮されています。生地とファスナーには撥水加工がされているため、雨の日でも安心して使えるのもポイントです。大きさは約36.5(幅)×54(高さ)×24(奥行)cm、機内持ち込み可能で容量は約36L。販売価格は1万円前後です。
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