セイコーウオッチが展開する高級腕時計ブランド「キングセイコー」は7月8日、2種類のウオッチ「KSK 復刻デザイン限定モデル」と「セイコーブティック スペシャルエディション」を発売します。「KSK 復刻デザイン限定モデル」の希望小売価格は38万5000円(税込、以下同)、「セイコーブティック スペシャルエディション」の希望小売価格は21万4500円です。「KSK 復刻デザイン限定モデル」の販売数量は世界限定1700本(うち国内700本)です。
新たに発売される2機種は、1965年に発売された「KSK」モデルの復刻版。初代モデルにはなかった防水性能や秒針規制装置を搭載するなど、より実用的にアップグレードされています。
「KSK 復刻デザイン限定モデル」は、過去に発売していた「KSK」の特徴やディテールまで忠実に再現し、エレガントなデザインを加えた限定モデル。セイコーロゴや防水仕様の証である「W」マークなど、随所に「KSK」ならではのデザインが施されています。
ダイヤルにはシャンパンシルバーを採用し、多面カットが施されたインデックスとシャープな形状の針には、イエローゴールドカラーを使用。鏡面仕上げのケースは、エッジが際立つシャープな形状が特徴です。
ガラスには、内面無反射コーティングを施したボックス型サファイアガラス、ムーブメントには極薄の「キャリバー 6L35」を採用することで、オリジナルモデルと0.5mmしか違わない、11.4mmのスリムなフォルムに仕上げています。
「セイコーブティック スペシャルエディション」は、藤の美しさを表現した紫色のダイヤルに放射仕上げを施し、亀戸天神社の藤波 (風で波のように揺れ動く藤の花)を表現しています。
多面カットを施した立体的なインデックスと、太く長い針を採用しているため、視認性に優れています。12時位置のインデックスは、過去の「KSK」から受け継いだユニークな形状で個性を際立たせています。
ブレスレットは、1960年代のキングセイコーをオマージュしており、鏡面とヘアラインに仕上げ分けされた多面構成の形状で装着感にも優れています。
ムーブメントは、「キャリバー 6R31」を採用し、ダイヤルの美しさを際立たせています。他にも、コンパクトな自動巻き機構や約70時間のパワーリザーブ性能などが搭載されています。
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