コンパクトでおしゃれなデザインが人気の「タワーファン」。別名スリムファンとも呼ばれます。タワーファンは、羽根が露出していないため、小さい子どもやペットがいても安心して設置できます。
タワーファンは、各メーカーからさまざまな製品が登場しているため、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも。今回は、おすすめの「タワーファン」を紹介します。
タワーファンを選ぶ際には、風向きの可動範囲をチェックしましょう。上下、左右に調節できれば、座っている時でも立っている時でも、幅広いシーンで活躍するでしょう。
タワーファンにはDCモーターを搭載したタイプと、ACモーターを搭載したタイプがあります。ACモータータイプはシンプルな機能のものが多く、比較的安価で購入できます。一方、細かく風量を調節できて、かつ比較的静かなのはDCモーターです。音が気になる場所に設置する場合はDCモータータイプがおすすめです。
タワーファンの中には、冷風扇機能や暖房機能を搭載しているモデルもあります。特に温風が出せるタイプのタワーファンであれば季節を問わず1年中使用できます。
家電を長時間使うと気になってくるのが電気代。送風のみの使用であれば1日あたり数十円程度ですが、毎日積み重ねることによって差が大きくなってきます。電気代が気になる方は製品の消費電力を確認しましょう。あるいは、省エネモードや、タイマー機能が付いた製品もおすすめです。
山善の「タワーファン YSR-WD901」は、送風口が高い位置にあるハイポジションタイプのタワーファンです。テーブル越しでも風が届きやすく、立った姿勢で使用する場合にもぴったりです。
8段階の風量切り替えと約50度の左右首振りが可能で、ジョグダイヤルとワイヤレスリモコンで直感的に操作できます。前回運転終了時の状態で運転を開始するメモリー機能も搭載しています。DCモーターなので静音、省電力です。Amazonでの販売価格は8000円前後です。
ダイソン(Dyson)の「dyson Pure Cool Link TP03WS」は空気清浄機能付きのタワーファン。気密性の高い「HERAフィルター」でPM0.1程度の粒子を除去する効果が期待できます。
また、活性炭で気になる臭いにもアプローチ。空気清浄機能の適用範囲は9畳(運転30分)〜26畳(運転60分)です。室内の空気の状態に応じて風量を自動で調整するオートーモードと、LEDディスプレイを減光し静音運転に切り替えるナイトモードを搭載しています。Amazonでの販売価格は3万6000円前後です。
シャープ(SHARP)の「スリムイオンファン PF-JTH1-N」は、送風・温風兼用のタワーファンです。夏は扇風機として、冬は暖房として使用できます。
温風を下向きに集中させ、足元から温める「足元暖房運転」、室温が15度未満の時に部屋を素早く温める「スピード暖房運転」、高濃度プラズマクラスターを放出してカーペットやソファーなどを消臭・除菌する「床面浄化モード」などを搭載。Amazonでの販売価格は2万4000円前後です。
モダンデコの「スリムファン」はスタイリッシュなデザインがおしゃれなタワーファン。スリムなので、省スペースで設置できます。
8段階の風量調節と、左右に70度の首振りが可能。また、活性炭フィルターを搭載しているため、臭いの元になる粒子を吸着する効果が期待できます。Amazonでの販売価格は1万1000円前後です。
アイリスオーヤマの「タワーファン TWF-D82T」はどこにでも置けるスリムなデザインです。
同社の従来品に比べ、風速、風量がさらにアップしています。縦、横に広く風を送る「立体送風」を採用。また、上下それぞれ最大約90度まで調節できる可動ルーバーで、風の向きを自由にコントロールできます。首振り角は45度、風量調節は3段階。Amazonでの販売価格は8000円前後です。
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