日産自動車は7月20日、ミドルサイズSUV「エクストレイル」(X-TRAIL)をフルモデルチェンジした新型を7月25日に発売すると発表しました。価格(税込)は319万8800円〜449万9000円です。
エクストレイルのフルモデルチェンジは9年ぶり。新型はシリーズハイブリッド「e-POWER」第2世代と、日産独自の可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用。電気モーターによる力強く滑らかな走りに加え、常用域から加速時までエンジン回転数を抑えた静粛性を実現しています。
4WDモデルでは電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を新搭載。前後2基の電気モーターと左右ブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化し、悪路走破性を高めるとともに、市街地走行などあらゆるシーンや路面状況で快適な乗り心地を実現したとしています。
エクステリアは、SUVらしい力強さに上質さを加えたプロポーションに仕上げています。特に目を引くのが上下2段のヘッドライト。上段にポジションランプとターンランプを、下段にメインランプを配置し、上質感を演出しています。
インテリアもタフさと上質さを兼ね備えたデザイン。メーターには、2種類の表示モードを選択できる12.3インチの「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」を採用しています。センターディスプレイに採用されている12.3インチの「NissanConnectナビゲーションシステム」は、自然な言葉で操作できるボイスアシスタントやAmazon Alexaを搭載。10.8インチの大型ヘッドアップディスプレイも搭載しています。
ラゲッジスペースはクラストップレベルの広さ。AC電源(100V、1500W)を装備するなど、SUVとして実用性も高めています。
上質感を高めた「AUTECH」と、タフさを強調する「エクストリーマーX」も発売。AUTECHは420万5300円〜504万6800円(税込)、エクストリーマーXは412万9400円〜426万300円(税込)です。
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