防水性や耐水圧などに優れた「ダイバーズウォッチ」は、マリンスポーツだけでなく、アウトドアやビジネスシーンでも着用する人が多く、人気の高い腕時計です。
最近では、ビジネスやフォーマルシーンでの着用にも向いているスタイリッシュなデザインのウォッチも多く展開しています。今回は、さまざまなシーンで活躍するダイバーズウォッチを価格ごとにピックアップしました。気になる人はぜひチェックしてみて下さい。
ダイバーズウォッチは、高い防水性と防圧性を備え、ダイビング中にも着用できる腕時計のこと。生活防水レベルの通常の腕時計に比べて、防水性・耐磁性・視認性に優れ、ベゼルの逆回転防止機能も備えているのが特徴です。
ISO(国際標準化機構規格)やJIS(日本工業規格) では、防水性の基準を満たしていないものは使用が推奨されていません。スキューバダイビングなどのマリンスポーツをする際には、100〜200m以上の防水性があるものが対象となります。
オリエントの「SAA02001B3」は、海外でも人気の高い機械式ダイバーズウォッチ。基本的なダイバーズの性能をある程度備え、サイズや重量も控えめにしているため、シティーユースに配慮したウォッチでもあります。
ステンレス素材を使用した高級感のあるデザインながら、耐久性に優れている点も特徴。ダイバーズウォッチとして重要な200m防水機能はもちろん、カレンダー機能も搭載しているため、機械式ダイバーズの入門編としてもおすすめです。
シチズン プロマスターの「BN0190-15E」は、太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かすシチズン独自の発電システム「エコ・ドライブ」を搭載したダイバーズウォッチ。200m潜水用防水機能に加え、充電警告・過充電防止・日付表示・日付修正機能などを搭載しています。
ショックや振動による針のズレを防止する衝撃検知機能も備えているため、過酷な現場においても正確に動作します。ウレタン素材のベルトを採用するなど、アウトドアシーンにも合わせやすい1本です。
セイコー プロスペックスの「SBDN075」は、200m潜水用防水機能を搭載したソーラーウォッチ。ブラックカラーを基調としたシンプルなデザインが特徴で、シリコン素材のベルトを採用しています。
ケースサイズや厚みは、通常のダイバーズウォッチよりもコンパクトに設計されているため、着回しがしやすく、さまざまなシーンに合わせやすい点も特徴。ベゼル部には、太字の数字が印字されているため、視認性も優れています。
プロスペックスの「SBDY117」は、絶滅危惧種にも指定されているペンギンをモチーフにした、アイコニックなデザインのダイバーズウォッチ。ダイアルには、氷の大地から水の中へと飛び出す「ファーストペンギン」が泳ぐ姿が描かれています。
200mの防水性能に加え、ステンレスの外胴プロテクターを搭載するなど、タフに使用できる点もポイント。ストラップには、ペンギンが泳ぐ海をイメージしたブルーの強化シリコンを採用するなど、随所で南極大陸の環境が作り出す美しい情景を時計に表現しています。
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