「ルミノックス(Luminox)」は、米国海軍特殊部隊ネイビーシールズ(Navy SEALs)をはじめさまざまなエリート機関に採用される本格的なミリタリーウォッチです。その特徴としては、針や文字盤などに採用されている「LLT」が挙げられます。
LLTとは、自己発光型イルミネーションシステム「ルミノックス・ライト・テクノロジー」のことです。発光性化合物業界のトップ企業であるスイスMB-マイクロテックによって開発された技術で、昼夜を問わず24時間発光します。バックライトボタン操作や電源などが一切不要な、非常に視認性の高い腕時計といえます。
今回は、アウトドアシーンだけではなく、タウンユースもできるルミノックスのおすすめの腕時計を紹介します。
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品などを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では何とか2児の母をやっています。10年以上クラシックバレエをやりながら、チアダンス部に所属するなど踊り続けてきましたが、いまはチアダンスを習う子供の応援が趣味。また読書も趣味で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。毎週末試乗しており、車の購入を検討中。今年は家族みんなでたくさん遠出したいと思っています。
ルミノックスの技術LLTには、トリチウムガスという微量の放射性物質が使用されており、日本での取り扱いには制限があります。
日本基準をパスした製品には「T25」と表記されています。「T25」の表記がないものは正規販売店の保証を受けられない可能性があるなど、長く使用できない場合があります。
ルミノックスの人気シリーズ「3050カラーマークシリーズ」は、ネイビーシールズシリーズの頑丈なスペックを備えながら、大きく印字された文字盤や針が見やすく使いやすいモデルです。
もちろんLLTを搭載しているので、夜の視認性も抜群です。ケース幅は44mmと大きめですが、軽量なので重くて着けていられない……ということもないでしょう。公式サイトの販売価格は4万6200円(税込、以下同)です。
青・白・赤のカラーコンビネーションがおしゃれなのが、アイスランドの探索救助隊「ICE-SAR」との共同開発によって作られたシリーズの「Ref.1003」です。「ICE-SAR」のシンボルからインスピレーションを得て開発されたモデルで、針がレスキューの際に必須の道具であるカラビナのデザインになっているのもおしゃれです。
文字盤は、アイスランドの地表を覆う溶岩をイメージしたサンドブラスト仕様。ケースには、ルミノックス独自のカーボンコンパウンド(炭素化合物)から成るマテリアル「Carbonox」を採用し、サファイアクリスタルガラスも搭載しているので、軽量で非常に耐久性が高くなっています。公式サイトの販売価格は6万2700円です。
自動巻きの6500シリーズは上品なので、ビジネスシーンでも身に着けやすいウォッチです。「Ref.6502」はアプライドインデックスを採用しているので立体感があり、こちらも視認性の高いモデルとなっています。
このモデルもLLTを搭載しているのですが、針と12時・ベゼル位置は海をほうふつとさせるブルーカラーとなっているのがおしゃれです。公式サイトの販売価格は16万5000円です。
200m防水仕様でクロノグラフ機能を搭載したダイバーズモデル「PACIFIC DIVER CHRONOGRAPH 3140 SERIES」。7月に発売したばかりですが、すでに人気のウォッチとなっています。
全9モデルがラインアップされており、鮮やかな色合いのインナーダイヤルを採用しています。ストラップは従来のラバーストラップとは異なり、手首に合わせて長さを調整できるダブルバックルとなっています。公式サイトの販売価格は9万6800円です。
NAVY SEAL 7050 SERIESの「Ref.7057 Whiteout」は、真っ白なボディで女性でも着けやすいモデルとなっています。山岳警備隊(Snow Patrol)をほうふつとさせるデザインで、ベゼル・ケースやベルトまで白一色の美しいウォッチです。
インデックスや針には、雪上に降り注ぐ太陽の光の反射を表現しているシルバーが施されています。また搭載されているLLTは、1〜11時・針がホワイト、ベゼル・12時位置がブルーの配色となっており、夜間も非常に視認性が高いモデルです。
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