「お気に入りの傘なのに、最近水を弾きにくくなってしまった」といったことはありませんか? 和気産業(WAKI)の「布・衣類用 UVカット撥水スプレー」は、衣類や布製品に使える撥水・UVカット用のスプレー。水を弾きにくくなってしまった傘などに使用すると撥水性が復活するほか、日傘や服などにかけると肌への紫外線対策にもなり、布製品の色あせも防ぐことができます。今回は、「布・衣類用 UVカット撥水スプレー 300ml」を購入し、実際に使ってみました。
使用できる対象は、綿、ウール、ナイロン、ポリエステルなどの繊維製品です。傘、服、帽子、カーテンなどにぴったりです。
「布・衣類用 UVカット撥水スプレー」には、撥水・撥油効果のほか、UVカット機能もあります。例えば、未加工の綿100%布のUVカット率を82%とすると、このスプレーを使用することでUVカット率99%まで上がるそうです。色あせが心配なお気に入りのアイテムにも使っておくと安心です。
さっそく使ってみることにします。UVカットに関しては確認が難しいため、今回は撥水性を主にチェックします。
まず、スプレー対象の表面にゴミや汚れが付いていたら落とします。スプレーする前に缶をよく振り、20cm程度離してスプレーしたところ、出はかなり良いと思いました。気を抜くとムラになりやすいので注意しましょう。
また、スプレーの粒子を吸い込むと人体に有害だそうなので、作業は必ず屋外で行うようにします。屋外で作業をする際も、風下に置いて作業するとより良いかもしれません。
お試しも済んだところで、古くなって水を弾きにくくなった傘を用意します。久しぶりに広げたため、しわが少し気になりますが、見なかったことにします。この日はちょうど雨が降っていたので、雨に当ててみたところ、水を弾かずに滲んでしまっている部分があることがわかります。
さて、この傘を使って、どの程度撥水性が復活するのか試してみましょう。スプレー後は、乾きやすいように傘を開いた状態にして30分程度置くとよいでしょう(衣服の場合はハンガーなどにかけるとよいそうです)。
水が滲んでしまっていた傘ですが、再び水滴を丸く弾くようになっています。スプレー後は、薬品のようなにおいが少し残りますが、個人的には気になるほどではありませんでした。
以上、「布・衣類用 UVカット撥水スプレー」を使ってみました。スプレーをする際に吸い込まないようにさえ気を付ければ、気軽にかつ幅広く使える商品だと感じました。300mlの場合、シャツは約10枚分、日傘は約5本分使えるようなので、ぜひチェックしてみてください。
※商品の情報は購入時点(2022年8月)のものです。店舗によっては販売していない場合があります
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