リモートワークが増えるとともに、利用機会が飛躍的に多くなった宅配。「宅配ボックス」は、不在時でも荷物を受け取れるため、あると便利になります。リモートワークなのだから、不在時間は少ないのでは……と思いがちですが、ちょっとコンビニに出たいといった際、あるいはトイレや入浴の最中など、タイミング悪く荷物を受け取れないケースは意外と多いものです。
今回は不在時でも宅配便を受け取ることができる「宅配ボックス」の中でも、郵便受け一体型のモデルのおすすめ製品をご紹介します。
大きめの宅配ボックスを設置する場合には、玄関前にある程度のスペースが必要です。場合によっては郵便受けが邪魔になってしまうこともあるでしょう。郵便受けが一体型の宅配ボックスなら、郵便受けを撤去して設置することもできます。
宅配ボックスのサイズは自分がよく購入する物の大きさを想定して選びましょう。定期購入しているものなどがあれば、それが入るサイズを選ぶ必要があります。
そのほか、施錠方法や耐水性、設置の際の固定方法など、製品の特徴をしっかり確認して、自身の環境に最適な宅配ボックスを選んでください。
京都に本社を置くSTROKEの宅配ボックス。80サイズ/100サイズと、2つの荷受けボックスを搭載。荷物を同時に2つ受け取れるので配達日が重なっても2つとも受け取れます。郵便受けは厚み3.5cmまで対応、メール便が余裕をもって入ります。
ワンプッシュシリンダー錠を採用。配達員は、ボックス内に荷物を置き配したら指で押すだけで施錠可能です。ボックス内の荷物を取り出す際には、付属の鍵で開錠します。受取人と配達員の間で鍵の受け渡しなどは不要です。
中段ボックスのサイズは36.5(幅)×31(奥行き)×20(高さ)cm、下段ボックスのサイズは36.5(幅)×31(奥行き)×35(高さ)cmとなっています。
兵庫県小野市に本社を構える、株式会社ヤマソロの宅配ボックス「ルグラン」のゼロリターンキーを搭載した新モデル。施錠時に4つの暗証番号を自動で「0」にリセットするので、ダイヤル番号の崩し忘れによる盗難や暗証番号の漏洩を防止します。非常用キーも付属しているので、万が一番号を忘れた場合でも開錠は可能です。
マグネット付きの印鑑ケースが付属しているので、捺印が必要な荷受けも安心。ボックス内部などの好きな位置に張り付けておくことができます。ゼロリターンキーではない、鍵付きレバーハンドル搭載のモデルや、2段タイプも用意されています。
家具・インテリア全般を扱う、大阪市のエアリゾームが販売する宅配ボックス。広々サイズで、日用品や飲料などのまとめ買いに便利です。もちろんポスト一体型で、1台あれば郵便の受け取りもできます。
屋根部分は雨避けのひさし付きで、開口部に雨水が掛かりにくく、庫内への水の侵入を防ぎます。また開口部には、雨どいを設計。庫内に入り込みそうな雨水を左右から逃がします。受け取り可能な荷物サイズは、郵便受け部分が37(幅)×33(奥行き)×4(高さ)cm、宅配ボックス部分が40.5(幅)×33(奥行き)×52(高さ)cmとなっています。
兵庫県加古川市に本社を置くMOJYUの宅配ボックス。本体に鍵を搭載せず、南京錠用の穴がついているので、好みの南京錠やダイヤル錠などを使用できます。
下部にはスリット窓を搭載、ボックスを開けることなく、荷物の有無を確認できます。扉内にはキーフック付き印鑑ケースが付属します。郵便受け部分のサイズは投函口が40(幅)×4.5(高さ)cm、宅配ボックス部分は36.5(幅)×36.1(奥行き)×46.6(高さ)cmとなっています。
棚受け金具の大手ブランド、名古屋のケイ・ジー・ワイ工業の宅配ボックス「リシム」シリーズ。こちらの「リシムマルチ THB-3115DW」は、郵便受けに加えて、大容量の荷受けボックスを2段備えたモデルです。
郵便受け部分には可変式ダイヤルロックを、荷受けボックス部分には指で押すだけで施錠できる「ワンタッチロック」を採用しています。ボックス内には印鑑入れを装備しています。
投函可能サイズは、ポスト部(1段目)が34(幅)×26(奥行き)×3.5(高さ)cmまで、上の宅配部(2段目)が36(幅)×24(奥行き)×37(高さ)cm(30kg)まで、下の宅配部(3段目)が36(幅)×24(奥行き)×45(高さ)cm(30kgまで・100サイズ対応)となっています。
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