Xiaomi(シャオミ)の「Xiaomi 12T Pro」は、12月16日に発売されたAndroidスマートフォンです。
高性能なフラグシップモデルであり、2億画素カメラや19分で100%充電が完了するという急速充電などが特徴です。注目すべき点を5つのポイントでチェックしていきましょう。
これまで日本市場で展開されてきたシャオミ端末といえば、コストパフォーマンスの高いミッドレンジ機が多かった印象があります。しかし「Xiaomi 12T Pro」は、同ブランドのフラグシップに位置付けられるモデルです。
プロセッサーは、高性能なSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。メモリは8GB、ストレージとして256GBを備えます。OSはAndroid 12ベースの「MIUI 13」。通信仕様に関しては、当然5Gに対応。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。
国内キャリアではソフトバンクが販売するほか、オープンマーケット向けモデルがメーカー直販サイトやECサイト、家電量販店、格安SIMを手掛けるMVNOの一部で販売しています。
Xiaomi 12T Proは6.7インチの有機ELディスプレイを採用、解像度は2712×1220ピクセルです。インカメラはパンチホール式で、画面上部の中央部に配置。大画面を広々と使えます。
ボディーは防水・防塵性能を備え、FeliCa(おサイフケータイ)にも対応しています。
なお指紋センサーをディスプレイ下に内蔵するタイプで、画面をタップすることでロックを解除できます。カラーバリエーションはブルー/ブラックの2色が用意されています。
Xiaomi 12T Proの背面カメラは3眼で、広角(約2億画素)、超広角(約800万画素)、マクロ(約200万画素)という構成です。
特に2億画素の広角カメラは、1/1.22型の大型センサーを採用。ピクセルビニング(複数の画素を連動させることで、受光面積を広げる処理)もサポートしており、低照度環境でも明るく撮影できます。
独自の撮影機能としては、撮影した写真を複数の構図に分けられる「Xiaomi ProCut」が特徴的。2億画素カメラで撮影した高解像度画像を、さまざまなバリエーションで楽しめます。
Xiaomi 12T Proは最大120Wの急速充電に対応しており、付属の専用充電器を使うことで、19分で100%の充電が可能です。ソフトバンクではこの急速充電を“神ジューデン”とネーミングしています。
バッテリーは5000mAhと大容量。過充電を予防する機能「Xiaomi AdaptiveCharge」も搭載し、800回充電しても最大80%のバッテリー容量を維持可能とされます。
さらに24カ月以内ならば、万が一バッテリーが故障しても(ユーザ過失を除く)、無償で交換してもらえる独自サービスも用意されています。
Xiaomi 12T Proの端末価格は、ソフトバンク版が一括払いで14万3280円(税込み、以下同)。端末購入補助プログラムを利用すると7万1640円で利用できます。なお、購入補助利用時は一定期間後の端末返却が必要です。
またソフトバンクで購入すると、抽選でPayPayポイント5000〜3万円相当が当たるキャンペーンも実施されています。対象期間は、スマホの購入が2023年1月31日23時59分まで、応募が2023年2月6日23時59分までです。
またオープンマーケット版は、シャオミの直販サイトでは10万9800円です。
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