全身の姿を映すことができる「スタンドミラー」。出勤前やお出かけ前のファッションチェックで重宝しますよね。あると便利なのは分かっているものの、どのくらいのサイズが良いか、スペースが確保できるのか、購入する上で気になるポイントもあるでしょう。
今回は、スタンドミラーを選ぶ際に役立つポイントを解説し、おすすめのモデルを紹介します。収納機能が付いていたり、飛散防止加工が施されていたりと、プラスアルファの機能を備えたモデルも取り上げますので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
スタンドミラーの良さは、全身を映せるという点です。そのため、まずは鏡のサイズをチェックしておく必要があります。体格に対して鏡が小さ過ぎると、全身を収めるために遠ざからなければならず、結果、自分の姿が良く見えなくなってしまいます。
全身を映したいなら、身長の4分の3程度の高さと、肩幅の半分以上の幅が必要になります。例えば、身長160cmの場合は120cm以上の高さが目安。肩幅の男女平均は43.2cmと言われているので、幅についてはその半分の21.6cm以上を確保しておきたいところです。
最低でも高さ120cm以上、幅21.6cm以上は必要で、もう少し余裕を持って使いたいなら高さ130cm前後、幅30cm前後のものがおすすめです。これなら、家族みんなで使えますし、それほど遠ざからなくても全身の姿が収まるはずです。
もっと近くで自分の全体像を見たい、自分の動きを見ながらエクササイズしたいのであれば、さらに大きいサイズを検討しましょう。立てかけ式や壁掛け式なら、高さ160cm以上、幅60cm以上の大きめの製品も多数あるので、そちらをチェックしてみてください。
状況に応じて動かしながら使いたいなら、キャスター付きの製品がおすすめです。キャスターがコロコロ転がるので、好きな位置に手軽に動かせます。角度調節に対応しているものも多く、鏡を持ち上げなくても、軽い力でちょうど良い角度に変更できます。
ただし、キャスターが付いている分、安定性には課題があります。地震が起こったり、子供やペットが触ったりしても簡単には倒れないよう、「ストッパー機能」が付いているものを選びましょう。
なるべくスペースを節約したいという場合は、収納機能付きのスタンドミラーがおすすめです。鏡の裏や脇に、ハンガーラックや収納棚などの収納スペースが設けられています。
鏡として使えるのはもちろん、ラックにいつも使うコートを掛けておいたり、収納棚にかばんを置いておいたりと、省スペースで複数の機能を発揮してくれますよ。
子供やペットが何かの拍子にぶつかって、鏡が壊れたときのことを考えると不安ですよね。破片が飛び散ってケガをしてしまうかもしれませんし、片付けにも時間が掛かります。トラブルを防ぐためにも、「飛散防止加工」が施されているか確認しましょう。
飛散防止加工済みの製品なら、仮に倒れてしまっても、鏡の破片が飛散することを抑えることができます。これなら、万が一の事態が起きても、ケガのリスクを軽減できます。子供やペットと一緒に住んでいる場合は、安全性の観点で非常に重要なので、要チェックです。
不二貿易の「木製スタンドミラー HB-2715P BR」は、約27(幅)×約147.5(高さ)cmのスタンドミラー。十分に高さがある製品なので、下がらなくても全身を映すことが可能です。使わないときは、脚を折りたたんでコンパクトに収納できます。
鏡には「飛散防止加工」が施されており、ガラス片が飛び散ってケガをしてしまうリスクを抑えることが可能。木製のフレームを採用しているので、机や棚など木製のインテリアとの相性は抜群です。
武田コーポレーションの「ウォールミラー120」は、約30(幅)×約120(高さ)cmの壁掛け式ミラー。壁に取り付けられるので、省スペースで設置できます。壁に立てかけて使うことも可能です。
重さ約3kgの比較的軽量な製品なので、あまり負担に感じることなく、取り付けることができるでしょう。鏡には飛散防止加工が施されているので、万が一のときも安心です。
弘益の「スタンドミラー ノンフレームタイプ P-5526M」は、キャスター付きのスタンドミラー。キャスターがあるので、軽い力で簡単に移動できます。
4個のうち2個のキャスターには、「ストッパー機能」が付いているので、動き回らないよう固定することが可能です。鏡は角度調節にも対応しています。フレームが無く、全体的にスタイリッシュなデザインです。
鏡のサイズは、約30×約147cmと比較的大きめなので、鏡の近くでも全身をしっかり確認できます。
リフェクスの「割れない軽量ミラー オークフレーム」は、約80(幅)×約150(高さ)cmの壁掛け・立てかけ式ミラー。大きな鏡なので、近寄ってもしっかり全身を映すことができます。ファッションチェックはもちろん、エクササイズ用にも便利です。
壁に掛けて省スペースで設置することもできますし、製品下部にはゴム脚が付いているので立てかける形で置くことも可能です。透明度の高い鏡で、くすみにくく、ダブりにくいのもメリット。自分の姿を鮮明に映してくれます。
特殊なポリエステルフィルムを使っているので、ガラスのように割れてしまう心配がなく、子供やペットと一緒に暮らしている場合でも安心して使用できます。
ぼん家具の「ミラー付き収納ラック」は、姿見と収納ラックが一緒になったモデル。約27(幅)×約112(高さ)cmの鏡が付いており、扉を開くとその中には大小6段の収納棚が設けられています。
化粧台として使うこともできますし、ファッションの確認や、コスメや財布、鍵、本など小物類の収納も可能です。幅広い用途で使用できますが、全体のサイズは約38(幅)×約161(高さ)×約33(奥行き)cmとスリム設計で、それほどスペースを圧迫しません。
内部には可動棚小が2枚、可動棚大が1枚入っており、収納物の大きさに合わせて棚の高さを調節することができます。転倒防止具を使用すれば、壁に固定することも可能です。
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