「シングルバーナー」はキャンプで料理を作ったり、ハイキングでお茶の時間を楽しんだりと、アウトドアで火を得るための必需品。カセットこんろと同じガスボンベ「CB缶」やアウトドア専用の「OD缶」を使うガスバーナーのほか、アルコール燃料を使うアルコールストーブや固形燃料ストーブなどがあります。
メインとサブを用意して、用途によって使い分けてみるのも便利です。ここでは、Amazon.co.jpの売れ筋ランキングから、今売れているシングルバーナーをピックアップして紹介します。商品選びの参考にしてみてください!
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年3月27日15:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
SOTOの「FUSION(フュージョン) ST-330」は、CB缶に対応した分離型(セパレートタイプ)のシングルバーナーです。
分離型は不整地に強い上、スタンド兼用の4本ゴトク(ゴトク径165mm)は鍋の安定性にも貢献。大きめの鍋を使うことができ、ソロから複数人までのキャンプに対応できます。多数の炎口から出る火足の短い炎と、バーナーヘッド形状の工夫により、耐風性能も高くなっています。
低温時に火力を安定させるマイクロレギュレーターを搭載し、CB缶の弱点をカバー。ゴトクを折りたためばコンパクトに収納でき、重量250g(本体のみ)と軽量です。
ネットショップの実売価格は1万1000円前後からとなっています。
メスティンでも知られるスウェーデンのアウトドアブランド「トランギア」(trangia)の「TR-B25」は、アルコールストーブ(アルコールバーナー)の定番モデル。市販の燃料用アルコールを使い、低ランニングコストで調理に十分な火力が得られます。静かな青い炎が楽しめる、ソロキャンパーに人気のバーナーです。
真ちゅう製(重さ110g)のシンプルな構造で、鍋などを加熱する際は別途ゴトクなどが必要になります。タンク用のふたが付属し、燃料を入れたまま持ち運べます。タンク容量は100mlで、3分の2の注入で約25分間燃焼するとしています。
ふたが水平にスライドする仕組みで、火力を調整&消火できます。ただしふたに取っ手がついていないので、ネットの情報などを参考に自作するのもよいでしょう。
日本国内での販売を担当するイワタニ・プリムスの直販価格は3300円(税込)です。
手軽さからキャンパーに人気のCB缶用シングルバーナー。イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー」とSOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」が人気を二分する中、キャプテンスタッグからCB缶直結型の新製品「トレッカー カセットガスバーナーコンロ」が発表され、話題になっています。
開閉式ゴトク(最大160×160mm)を備え、シェラカップなどの底が小さいものから直径18cm程度のクッカーまで対応するのが特徴。プッシュで点火できる圧電点火装置と、回して火力を調節可能なガス開閉つまみ、ガスボンベを保護する遮熱板を備えています。
出力は2400kcal/hと十分で、ジュニアコンパクトバーナー(2300kcal/h)とST-310(2500kcal/h)の間。重さも300gと、ジュニアコンパクトバーナー(274g)とST-310(330g)の間になっています。
CB缶バーナーに登場した新しい選択肢として注目の新アイテム。ネットショップの実売価格は6000円前後となっています。
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