車での移動中にガジェットの充電をする際、モバイルバッテリーを使う、シガーソケットから電源を確保するなど、いくつか方法があります。シガーソケットを使用する場合、カーチャージャーや車用インバーターが必要です。
カーチャージャーはコンパクトなものが多く、車に1つあると重宝します。このカーチャージャー、実はダイソーなどのいわゆる100円ショップでも購入可能です。早速購入し使ってみたので、使用感や注意点を紹介します。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
今回筆者が購入したのは、ダイソーの「カーチャージャー(USB Type-A、Type-C、2ポート)」。USB Type-AとType-Cの2ポートの同時充電が可能なので、iPhoneやiPad、Android端末に対応しています。
また合計最大出力は5V/3.1A(15W)と、急速充電が可能です。価格はさすがに100円ではなく、330円(税込、以下同)。カーチャージャーとしてはかなりコスパが良さそうです。
大きさは手のひらサイズなので、車内に置いておいても邪魔になることはないでしょう。充電するにはケーブルが必要になるので、まとめて保管しておくと便利です。
早速、ダイソーのカーチャージャーを使ってスマホ(iPhone 8)を充電してみました。使用したケーブルは、Apple純正のものです。まずは短距離の移動時に使用しました。
まず、シガーソケットにダイソーのカーチャージャーを差し込みます。青く光ったら、使用できるサインです。スマホのバッテリー残量が48%の状態から充電をスタートします。
15分ほどの移動で、バッテリー残量が59%まで充電できていました。約15分で11%ほどの充電ができました。
次に、1時間を超える移動でスマホの充電をしてみます。端末のバッテリー残量が19%の状態から充電スタートです。
約1時間14分の移動で、バッテリー残量は89%ほどとなりました。約1時間で、70%ほどの充電が完了しました。端末のバッテリーの劣化やケーブルの影響もあるとは思いますが、1時間ほどでここまで充電できるのはコスパが良いといえそうです。
また、移動の途中でカーチャージャーが外れてしまったり、通電が途切れてしまったりすることはありませんでした。
ダイソーのカーチャージャーを使用する際は、必ずエンジンをかけてから対応するケーブルを接続して充電をするようにしましょう。接続したままエンジンをかけると、エラーの原因になる場合があります。
充電が完了したら、カーチャージャーをシガーソケットから取り外しておきましょう。また、3Aを超える機器には使うことができません。
ダイソーの330円のカーチャージャーは、この価格で高速充電にも対応している、とてもコスパの良い製品といえます。車に1つ置いておくと、いざというときに便利でしょう。
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