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【家電レビュー】エコフローのポータブル電源「リバー2」は、コンパクト&大容量で“ソロキャン”にも最適 「プライムデー」でお買い得!

» 2023年07月10日 18時35分 公開
[川崎さちえFav-Log]
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 キャンプや釣りなどでアウトドア家電を使ったりスマートフォンを充電するには、電源の確保が課題です。それは災害時でも同じで、電源がないと生活に大きな支障が出てしまうでしょう。電気のインフラが整っていない状況でも、電化製品を使えるようにしてくれるのが「ポータブル電源」です。

フォト エコフロー「リバー2」

 ポータブル電源は持ち運びに便利なものが多く、今回紹介するEcoFlow(エコフロー) RIVER 2(リバー 2)も扱いやすいサイズ感です。実際に使用した感想、また注意点も紹介するので、商品選びの参考にしてみてください。

川崎 さちえ

川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。

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エコフロー「リバー2」レビュー:商品概要

 ポータブル電源「リバー2」は、どこにでも持ち運べるコンパクトさが魅力です。重さは約3.5kgで、写真のように女性でも問題なく持ち運べます。1人で行う「ソロキャンプ」にも最適でしょう。

フォト リバー2はコンパクトで持ち運びやすい!

 出力ポートは、USB Type-A、USB Type-C、DC電源、シガーソケット、ACコンセントがあります。また、充電の仕方は4通りあります。

フォト リバー2 正面

リバー2の充電方法

1.USB Type-C充電(充電時間は約5時間。最大60W)

2.AC充電(充電時間は約1時間。最大360W)

3.ソーラー充電(充電時間は約3〜6時間。最大110W)

4.シガーソケット充電(充電時間は約3時間。最大100W)


 AC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブルは付属されていますが、ソーラーパネルを使用したい場合は別途購入が必要です。

 またリバー2の電池には、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。電気自動車にも用いられる安全なバッテリーで、充放電サイクル3000回を実現しています。1週間に6回使用したとしても、約10年間使える計算です。

 リバー2の公式オンラインストアでの販売価格は2万9900円(税込、以下同)ですが、10年使えると考えるとコスパが良いといえるでしょう。また現在、先行セールが開催されているAmazon プライムデー」でセール価格になっています(セール期間は7月11日〜12日)。お得な期間にチェックしてみてください。

エコフロー「リバー2」レビュー:ACコンセントから充電してみた かかった時間はどれくらい?

 早速、ACコンセントから充電してみました。バッテリー残量2%の状態でスタート。5時9分に充電をスタートし、6時6分には100%の充電が完了しました。

フォト リバー2 充電スタート
フォト リバー2 1時間で充電完了!

 ほんの1時間でフル充電完了です。このスピードは一般的なポータブル電源と比べると5倍速く、従来モデルと比較しても38%短縮されています。1時間で充電が完了するので、お出かけの準備をしている時間を有効活用することができます。

エコフロー「リバー2」レビュー:ソーラーパネル(110W)で充電してみた

 今回は、エコフローの「110Wソーラーパネル」も一緒に使用してみました。ソーラーパネルには、安全に充電するためのMC4出力コントローラーが付属しています。他にスナップフック、ソーラーチャージャー充電ケーブルが付いています。

 ソーラーパネルが入っているケースは、パネルを立てかけるスタンドにもなります。スナップフックはソーラーパネルとスタンドを固定する時に使用します。

フォト エコフローのソーラーパネル

 では実際に、ソーラーパネルを立てかけて充電を開始します。バッテリー残量は25%です。開始時刻は9時5分。この日は梅雨の晴れ間で、晴天でした。10時11分の時点で62%の充電ができていました。

フォト リバー2をソーラーパネルで充電スタート
フォト リバー2をソーラーパネルで充電スタート

 その後11時37分に確認したら、充電が完了していました。バッテリー25%からのスタートですが、約2時間半でフル充電ができました。充電スピードは天候やソーラーパネルの角度によっても異なります。太陽の動きに合わせてパネルを動かすと、充電スピードがアップします。

 110Wソーラーパネルのオンラインストアでの販売価格は、3万3000円です。

フォト リバー2をソーラーパネルで充電 約2時間半で充電完了

エコフロー「リバー2」レビュー:スマホを充電してみた

 リバー2の充電を100%にした後、スマホ(iPhone 8)の充電をしてみました。スマホのバッテリー残量は26%です。充電中はとても静かで、音が気になることはありませんでした。

フォト リバー2でスマホを充電

 スマホの充電が96%まで完了したとき、リバー2のバッテリー残量は98%でした。わずか2%しか減っていません。

フォト リバー2でスマホを充電

 リバー2は残りの電力だけではなく、電力供給可能時間が表示されるので、いつまで使えるのか分かりやすいのが便利です。スマホの充電後の残り時間は、38時間でした。

 他にタブレット(iPad mini 4)もバッテリー残量21%の状態からフル充電してみましたが、使用したリバー2のバッテリーは9%ほどでした。屋外でガジェットの充電がなくなっても、リバー2があれば問題ないでしょう。

エコフロー「リバー2」レビュー:サーキュレーターを使ってみた

 次にアイリスオーヤマのサーキュレーター「PCF-BD15T」を使ってみました。消費電力は18Wです。

フォト リバー2でサーキュレーターを使ってみた

 リバー2のバッテリーが95%残っているときに、サーキュレーターを使い始めました。風力を最大にして、3時間ほど連続使用してみたところ、リバー2のバッテリー残量は67%となっていました。

 約3時間で使用したバッテリーは28%という結果です。屋外でサーキュレーターや扇風機も、問題なく使うことができます。

エコフロー「リバー2」レビュー:家電の消費電力には注意

 リバー2のAC出力ポートは、定格出力300Wです。これに加えて「X-Boostモード」をオンにすることで、定格出力を超える消費電力の家電でも作動させることができます。リバー2の場合は450Wまでの電気機器に対応可能です。

フォト リバー2で除湿機も稼働OK

 これにより、デスクトップパソコンやホームシアターなどの大きめな家電も稼働することができます。例えば、筆者が使用中のアイリスオーヤマの除湿機「IJC-H140」も稼働できました。

 でもキッチン家電は450Wを超えてしまうことが多い印象です。例えば「魚焼きグリル」を使ってみたいと思っていたのですが、消費電力1100Wなので使用できません。

 消費電力がオーバーすると、当然家電は動きません。家電を使用する前に、消費電力を確認しましょう。

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