スマートウォッチはさまざまなメーカーから販売されており、デザインや機能性、使い勝手などがどれも異なるので購入の際に悩む商品だと思います。今回は、アウトドア向けモデルが人気の「Garmin(ガーミン)」のスマートウォッチを紹介します。
高機能でありながらロングバッテリーで、デザイン性も高いスマートウォッチです。この記事では、楽天の「ガーミンスマートウォッチランキング(2023年10月12日集計)」を基に、人気モデルと今秋に登場した新作モデルを合わせて紹介します。
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品、スマートウォッチなどを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では2児の母。趣味は読書で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。また温泉巡りも趣味。愛車はホンダ・フリード。
9月に登場した「Venu(ヴェニュー)」シリーズの新モデル「Venu 3(ヴェニュー スリー)」と「Venu 3S(ヴェニュー スリーエス)」は要チェックです。Venuシリーズは、スタイリッシュなデザインと充実した機能から、高い人気を誇ります。
Venu 3シリーズの注目すべき点は、光学式心拍計がガーミン史上最高の精度を誇る第5世代に進化したことでしょう。センサー数の増加と新たな配置により、激しい運動や振動による検知エラーを低減。さらにヘルス・ウェルネス機能もアップデートしています。
最大酸素摂取量(VO2 Max)と実年齢、毎週の活動、高強度トレーニング頻度、安静時心拍数、BMIデータを使用して、体年齢を表す「フィットネス年齢」を算出。さらに、ユーザーに合わせて目指すべき目標年齢を提示してくれます。
加えて、体のエネルギー残量を数値化したガーミン独自の指標「Body Battery」もアップデートしています。お昼寝検出機能が追加され、アクティビティ履歴や心拍データなどに基づくストレスなどを分析した指標も表示し、具体的なアドバイスの提案も可能になりました。
バッテリー稼働時間は、スマートウォッチモードで約14日間となっています。デザインは、ディスプレイが1.4インチのVenu 3が2種類、1.2インチのVenu 3Sが5デザイン展開。ベーシックカラーだけではなく、アクセントカラーから選ぶことができます。販売価格は6万800円(税込、以下同)です。
10月5日登場したのは、マルチスポーツGPSウォッチ「tactix」シリーズの新作「tactix 7 AMOLED(タクティクス セブン アモレッド)」です。tactix 7 AMOLEDは、アーバンGPSウォッチ「epix Pro(エピックス プロ)」のDNAを継承した新モデル。epix Proはファッション性の高いデザインが魅力ですが、そこにミリタリーや航空関連の要素が追加されています。
米国防総省が定めるミリタリースペックに準拠したタフなモデルで、タッチスクリーンと5つのボタンを搭載したことによる操作性の高さも魅力。1.4インチの有機ELディスプレイは美しく、普段使いをしても映えるでしょう。
新機能「レッドシフトモード」は、ナイトビジョンモードにディスプレイの輝度を落とすことで、暗闇での活動への影響を少なくすることができます。暗視活動時だけではなく、就寝時の目への影響も少なくすることが可能です。
航空関連の機能は、NEXRADムービングマップやMETAR&TAF気象レポートに対応し、プリロードされた世界空港データを基にフライトプランを作成することができます。さらにアプリ「Garmin Pilot」と同期することで、フライトログや高度アラート、血中酸素アラートを確認することも可能です。
もちろんヘルスモニタリングやフィットネス機能、通知機能、キャッシュレス決済機能なども搭載しているので、日常使いもしやすいでしょう。第5世代の光学式心拍計を搭載しているので、ヘルスモニタリングの精度も高くなっています。販売価格は19万8000円です。
お手頃価格で高機能なスマートウォッチが欲しい人におすすめなのが、10月11日に登場した「vivoactive 5(ヴィヴォアクティブ ファイブ)」です。「vivo」シリーズはスマート機能に加え、ライフログや健康サポート機能が充実しています。その新作vivoactive 5は、睡眠サポート機能がより強化されたモデルです。
従来機能である睡眠の質を0〜100の数値で示す「睡眠スコア」に加えて、睡眠やストレス、活動、旅行などのデータに基づき、ユーザーに合ったアドバイスを提案する「睡眠コーチ」が新たに搭載されています。また昼寝や仮眠も計測し、心身に与える影響を分析する「お昼寝検出」を追加。さらに、睡眠中の心拍変動を確認できる「HRV(心拍変動)ステータス」も加わったことで、交感神経・副交感神経のバランスを把握することが可能になりました。
他にも心拍数、呼吸数、歩数などのベーシック機能や、血中酸素トラッキング、ストレススコア、フィットネス年齢などの健康管理に役立つ機能も搭載しています。バッテリー稼働時間は、スマートウォッチモードで約11日間。販売価格は3万9800円です。
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