Appleが9月13日(日本時間)、iPhoneの新型モデル「iPhone 15」シリーズなどのデバイスやソフトウェアを発表しました。Apple Watchについては「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」が発表されました。
Apple Watchの新モデルには、新たな高性能チップ「S9」が搭載されたことで、処理速度が向上しただけではなく、「ダブルタップジェスター」機能が搭載されたことは注目すべき点です。Apple Watchを装着した手の親指と人差し指をダブルタップするだけで、通話の開始/終了や音楽の再生/一時停止などの操作が可能となりました。
ただ価格は、Apple Watch Series 9が5万9800円(税込、以下同)から、Apple Watch Ultra 2が12万8800円からと、リーズナブルとは言い難い価格です。一方で他社からも新作のスマートウォッチが発売されています。新作とはいえリーズナブルなものや、Apple Watch新モデルとは異なる新機能を搭載したモデルも登場しています。
今回は、Apple Watch以外の新作スマートウォッチを紹介します。合わせて、Amazonのスマートウォッチ売れ筋ランキングも紹介しますので、購入の際の参考にしてみてください。
この記事では、Amazonの「スマートウォッチ」売れ筋ランキング(2023年9月14日10:00時点)を基に掲載しています
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品、スマートウォッチなどを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では2児の母。趣味は読書で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。また温泉巡りも趣味。愛車はホンダ・フリード。
スタイリッシュなデザインが人気の「Galaxy Watch」。その新作「Galaxy Watch6」シリーズは、Galaxy Watch史上初めてFeliCaに対応しているのが特徴です。利用可能な決済サービスは交通系ICカード「Suica」、NTTドコモの電子マネー「iD」、ジェーシービー(JCB)の電子決済サービス「QUICPay」の3つです。
「Galaxy Watch6」シリーズには、ミニマルなデザインの「Galaxy Watch6」の他、回転ベゼルを搭載した「Galaxy Watch6 Classic」も登場。両モデルとも従来モデルと同じサイズ感でありながら、画面の表示領域がGalaxy Watch史上最大となっています(2023年8月22日時点、メーカー調べ)。
また健康管理については、睡眠コーチングの結果をウォッチ上で表示できるなど、睡眠管理機能が向上。さらに生体インピーダンス法(BIA)センサーの搭載により、いつでも好きなときに体脂肪や骨格筋率などの身体データを確認できます(身体に植込むタイプのペースメーカーやその他の医療機器を利用中の人、妊娠中の人は使用しないでください)。
転倒検知機能も搭載しており、緊急時にホームボタンを5回押すだけで緊急サービスに連絡することができます。さらに救助が到着したら、ロック画面を1回タップするだけで医療情報に素早くアクセス可能。万が一のときにも安心です。
充電については、1回のフル充電で最大40時間の使用が可能です。また30分で最大45%までの急速充電もできます。
販売開始は9月15日。オープンマーケットで販売されるのは、いずれもBluetoothモデルとなっています。公式オンラインストアでの販売価格は5万160円からです。
「HUAWEI WATCH Ultimate」は高級腕時計のような、洗練されたデザインが魅力のスマートウォッチです。8月に新色「EXPEDITION BLACK」が登場しています。
ヨットからインスピレーションを受けてデザインされた上品なウォッチですが、EXPEDITION BLACKはそのシックさがアップし、ビジネスシーンでもより身に着けやすくなっています。
ウォッチ本体には、スマートウォッチでは初となるジルコニウムをベースとしたリキッドメタルを採用しているので、非常に堅牢で耐摩耗性と耐腐食性に優れています。
さらに、水深約100mまでのダイビングが可能。ビジネス向けのベルトとは別にダイバーズウォッチ用のベルトも付属しています。ビジネスシーンだけではなく、アクティブなスポーツシーンにも対応しているプレミアムなモデルです。
デュアルバンド5システムGNSSに対応しているので、正確な測位を実現します。もちろん心拍数や睡眠スコア、ストレススコア、血中酸素レベルなど24時間モニタリング可能。20種類以上のプロスポーツモードと100種類以上のカスタムワークアウトモードにも対応しています。
バッテリーは通常使用で約14日間持ち、約1時間でフル充電ができます。販売価格は、ボヤージュブルーが13万5080円、EXPEDITION BLACKが16万2580円です。
高コスパなスマートウォッチとして人気の「Amazfit(アマズフィット)」。その初となるランナー向けモデル「Amazfit Cheetah(アマズフィット チーター)」と「Amazfit Cheetah Pro(アマズフィット チーター プロ)」が7月に登場しています。どちらも有機ELディスプレイを搭載していますが、Amazfit Cheetahは1.39インチ、Amazfit Cheetah Proは1.45インチサイズです。
デュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「マックストラック GPS テクノロジー」を搭載していることで、高層ビルのある都市や高木がある公園でも、高い精度のトラッキングが可能です。
また、AIを駆使したパーソナルトレーニング計画の生成機能を備えているので、目標に合った個別のランニングプランを活用することもできます。
さらにフィットネスアクティビティ記録サービス「adidas Running」「Strava」「Komoot」「Relive」などや、ヘルスケア管理アプリ「Apple Health」「Google Fit」などと同期してワークアウトのデータを共有することができます。
バッテリー持続時間は最大14日間(標準的な使用の場合)。販売価格は、Amazfit Cheetahが3万9900円、Amazfit Cheetah Proが4万9900円です。
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