「サウンドバー」は、手軽にテレビなどのサウンドクオリティをアップしてくれるスピーカーシステムです。
コンパクトでシンプルな設計になっているものが多く、テレビボードの空いたスペースなどに簡単に設置できます。音質をアップしてくれるのはもちろん、立体音響技術を採用し、臨場感を大幅に向上してくれるモデルもあります。
ここでは、立体音響技術搭載のテレビスピーカーとしておすすめのサウンドバーとともに売れ筋ランキングトップ10を紹介します。おすすめ商品やランキングを参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年12月12日13:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
さまざまな製品・サービスの「お気に入り」が見つかる情報サイト「Fav-Log by ITmedia」。各ジャンルに詳しい担当編集部員が、ユーザーの製品選びに役立つ情報をお届けしています。
ヤマハの「SR-B30A」はワンボディで臨場感のある音を楽しめるサウンドバーです。ヤマハの技術を生かして作られた高精度・高音質のスピーカーと3次元音場フォーマット「Dolby Atmos」を組み合わせたサラウンド機能を搭載。没入感の高いサラウンドサウンドを実現しています。
ヤマハのサウンドバーではおなじみの、セリフやナレーションなどの音声と背景音を自動判別して人の声だけをボリュームアップする「クリアボイス」機能や、不足しがちな低音を増強する「バスエクステンション」機能を搭載し、聞きやすさと迫力を両立しているのも特長です。
また、ジャンルに合わせて設計された4つサウンドモード(ステレオ、スタンダード、ムービー、ゲーム)を搭載するほか、専用のスマートフォンアプリによるイコライジング機能に対応。再生するコンテンツや好みに合わせてサウンドをチューニングできます。
テレビとの接続はHDMIケーブルまたは光ケーブルをつなぐだけと簡単です。HDMIリンク機能やeARCに対応しているので音量などの基本機能はテレビのリモコンから直接操作できます。
実売価格は3万円から。
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」はJBL独自の「MultiBeam」技術による、リアルな立体音響が特長のサウンドバーです。
「MultiBeam」は、その名の通り、音のビームを放射し、壁に反射させることで、左右後方から音を回り込ませる立体音響技術。実際に音が左右後方から飛んでくるので、ほかのバーチャルサラウンドとは、ひと味違った臨場感を体験できます。頭上方向の音は「Dolby Atmos」を組み合わせて再現しています。
さらに、音のビームを正確に壁に反射させるために、自動的に壁との距離を測定する「AMC(Automatic Multibeam Calibration)」技術を搭載。部屋の形やサイズを問わず、リアルなサラウンド空間を実現してくれます。
実売価格は約2万2000円から。
「JBL BAR 1000」は「Dolby Atmos」と「DTS:X」にJBL独自の「MultiBeam」技術を組み合わせた7.1.4chサラウンドが特長のサウンドバーです。
サウンドバー本体の両端には、着脱可能な充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカーを搭載。外して視聴者の背面に設置することでワイヤレス・リアスピーカーとして機能します。
サウンドバー本体に搭載されたスピーカー6基とサラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基、ハイトスピーカー2基、ワイヤレス・サラウンド(リア)スピーカーに搭載されたリアチャンネルスピーカーとハイトリアスピーカー各2基、ワイヤレス・サブウーファーに搭載された大口径250mmウーファーの合計15基のぜいたくなユニット構成によって7.1.4chサラウンドを実現しています。
250mm径ドライバーユニットを採用したワイヤレス・サブウーファーは、正確でキレのある重低音を実現し、とどろくような機体の発射シーンや、雄大な大群の足音などの低音ごとの違いを迫力たっぷりに描き分けることが可能です。
実売価格は約12万2000円から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.