迷ったらこれ 自宅で使う「電動シュレッダー」たっぷり大型サイズ3選 情報漏えいを防止しながらガンガン処分しよう

[森坂光郎，Fav-Log]

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　リモートワークの機会が増え、家庭でも機密文書や個人情報の漏えいが気になる時代になってきました。ゆっくり読むために印刷した文書や、宅配の荷物に付いている住所を記したラベルなど、上手に処分したい文書は「シュレッダー」で簡単に処理しましょう。

明光商会 MSR-20CM（出典：Amazon）

　今回は自宅でも手軽に使える電動シュレッダーの中でも、大容量のダストボックスでたっぷり使える、大型タイプのシュレッダーを紹介します。

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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電動シュレッダーを選ぶ際の注意点は

　電動シュレッダーを選ぶ際にまず重要なのが本体のサイズです。サイズの大きいものほど細断済みのごみを大量に格納できるので、余裕をもって使用できます。一方、小型のシュレッダーは、こまめに細断ごみを捨てる必要があるので面倒に感じてしまうことも。しかし、小型のシュレッダーは省スペースというメリットがあり、卓上で使える製品もあるほどです。使用頻度が低いのであれば、卓上タイプや手回し式の安価なものを選ぶのも良いでしょう。

サンワサプライ 400-PSD065（出典：Amazon）

　紙を投入する口のサイズも確認しておきましょう。シュレッダーに入らないサイズの紙でも、折りたたんだり、先にはさみで切ってから入れれば処分できるため問題ありませんが、大量の紙を処分したい場合には相当な手間となります。頻繁に大量の紙を細断するのであれば、中型〜大型サイズのシュレッダーを選ぶほうが良いでしょう。

　細断のカットサイズは、カット方式によって変わります。カット方式には、大きく分けると「ストレートカット」「クロスカット」「マイクロクロスカット」の3種類があります。

　ストレートカットは縦方向にのみ細断する、最もシンプルな方式です。クロスカットは、多くの製品で使われている一般的なカット方式で、一定の間隔で縦と横にカットします。マイクロクロスカットは、クロスカット以上に細かく細断するカット方式です。クロスカットと比べると、マイクロクロスカットのほうがカットサイズが細かく、復元が難しいためセキュリティレベルも高くなります。

紙を置くだけで細断できるオートフィードタイプ

　「400-PSD065」は、サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」のオートフィードシュレッダーです。最大60枚のA4用紙を投入口にセットするだけで1枚ずつ細断できます。一般的なシュレッダーのように数枚ずつ手で投入したり、シュレッダーのそばで細断を待つ必要がないので、効率的に細断できます。

サンワサプライ 400-PSD065（出典：Amazon）

　細断形状は5mm×10mmのクロスカットです。手差し細断も可能で、A4用紙最大8枚までの同時細断や、1枚ずつのカード類の細断もできます。手差し細断の場合は、ホチキスでまとめられた紙の細断にも対応しています。連続細断時間はオートフィード時は約20分、手差し細断時は約10分です。

　用紙投入口に指が入らない安全設計で、本体にダストボックスが正しくセットされていないと稼働しないインターロックスイッチも搭載しています。サンワダイレクトでの価格は1万8800円（税込、以下同）となっています。

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細断に最適な用紙枚数をサポート

　「LX220」は、米国のトップシェアメーカーであるフェローズの電動シュレッダーです。ミニカットタイプで、顧客データや口座番号、請求書など、機密情報の処理に適しています。

フェローズ LX220（出典：Amazon）

　シュレッダーのトラブルで最も多い「紙詰まり」への対策機能が大きな特徴。用紙投入口の下に配置されたLEDインジケーター「IntelliBAR」の色変化によって、細断に最適な用紙枚数をサポートしてくれます。グリーンは、シュレッダー作業が最も効率的な状態を示し、紙を入れ過ぎるとイエローからオレンジ、上限枚数を超えるとレッドになり、細断は停止します。また、細断途中で紙厚が過剰になった場合は、シュレッダーが自動で細断を中断し、逆回転で紙を押し戻してくれます。

　1分間にA4用紙を約130枚細断可能で、細断くずの容量は30L（A4用紙約880枚分）。定格運転時間は30分です。Amazonでの価格は5万円となっています。

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国内トップシェアのMSシュレッダー

　「MSR-20CM」は、シュレッダーの国内トップシェアを誇る明光商会「MSシュレッダー」の2023年6月発売モデル。業務用シュレッダーの老舗ならではの耐久性を実現しながら、家庭での利用も可能なリーズナブルさも両立したシュレッダーとなっています。

明光商会 MSR-20CM（出典：Amazon）

　紙用とデータメディア用（CD、DVD、カード）にそれぞれの投入口を備え、紙とメディアを分別できます。メディア用投入口はCD1枚が投入できる厚みで安全性にも配慮。細断したデータメディアはダストボックスの専用トレイに分別収容され、紙と混ざることはないので自動的にごみ分別ができ便利です。

　定格細断枚数は10枚、最大細断枚数は20枚。ダストボックスは26.5Lと大容量。能力以上の紙を投入すると自動的に逆回転して停止するオートリバース、モーター温度が上昇すると自動的に停止するオートカットなど、安全機能も充実。ショッピングサイトでの実売価格は4万円台からとなっています。

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