「ワークマン」は2022年2月から本格的なキャンプギアの販売をスタートし、現在早くも国内市場シェアの5%を突破しています。
今回は、満足度が高かったワークマンの「アウトドア用寝具」を紹介します。
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中わたに天然のグレーダックダウンを使用した「ハイエストダウンシュラフ」。快適使用温度マイナス8度の「1290(2万9800円 税込、以下同)」と、快適使用温度マイナス2度の「690(1万9800円)」があります。表地には撥水性があり、テント内側の結露が落ちてきてもすぐには染み込みません。
シュラフの形状は保温性が高いマミー型で、止水ダブルファスナーの内側には、冷気の侵入を遮断するドラフトチューブが採用されています。さらに、首の周りにはネックバッフルが設けられています。
12月上旬の関東・気温0度、電熱マットや湯たんぽなどがない環境で「1290」を使用しましたが、朝まで熟睡できました。身長175cm・体重65kgの男性でも余裕があるサイズで、体を動かしても窮屈感がありません。
ドラフトチューブのおかげで中は均一に暖かく、さらにネックバッフルによって肩周りの冷えもありませんでした。ワークマンにしては高価に思えるかもしれませんが、同スペックの他ブランドと比較するとかなり高コスパと言えるでしょう。
「燃え広がりにくいアルミコット(5800円)」は、高さをハイとローの2段階選べるコット。ハイにセットすればシートの下を荷物置き場として使えるほか、ベンチとして利用することも可能です。ローは、狭いテント内で就寝スペースを確保するのに適しています。
シートには火の粉が落ちても燃え広がりにくい加工が施されているので、たき火の際にベンチ代わりに利用しても安心。またペグダウン用の固定板が設けられていて、強風で飛ばされてしまうのを防ぎます。
サイドフレームとレッグフレームにショックコードが使われているので、組み立てが簡単なのも魅力。テコの原理で組み立てられるロックレバーが採用されており、力に自信がない人でも楽に完成させられます。
重さは約3.5kg。組み立てた時の長さは190cmで、よほど身長の高い人でなければ十分なサイズ。マットよりもさらに上の寝心地を求める人におすすめの商品です。
「断熱フィールドマット(1280円)」は、ワークマンの現行ラインアップの中で最も安価なマット。発泡ポリエチレン製のクローズドセルマットで、片面にアルミ蒸着ポリエチレンフィルムを採用して断熱性を高めています。
広げたときのサイズは約60(縦)×180(横)×1.9(高さ)cmと大面積なのに約300gと軽量なのがポイント。ほどほどの反発力は慣れてしまえば快適で、アルミフィルムによる断熱性もしっかりと感じられます。キャンプや登山、車中泊など、さまざまなシーンで活躍するので持っておくと便利です。
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