2024年もゴールデンウィーク(GW)の大型連休が目前に迫ってきました。昭和の日と憲法記念日の間に挟まる平日3日間を休みにすると、最大10連休が可能になる今年のGW。まだ予定を立てていないなら、ゴールデウィークに上映される映画をチェックしてみてはいかがでしょうか。
今回は、GW中に楽しみたい「アニメ映画」3作品を紹介します。漫画や配信作品で予習ができるので、映画鑑賞に行く前に予習作品も要チェックです。
エンタメ全般が好きなライターです。ドラマや映画、アニメなど日本の作品が得意ですが、色々な国の作品も観ます。特に演技に注目して作品を観たり、記事を書いたりしています。
また、目標にしていた海外での生活も実現中。数年間は日本と海外での生活を楽しみつつ、現地のエンタメに触れるのが目標です。
4月12日より公開されている劇場版名探偵コナンの最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。
公開から10日間で観客動員数は447万人目前、興行収入は65億円と、すでに過去作品を超える勢いでスタートしています。すでに劇場へ足を運んだ人も多いかもしれません。この数字は、2023年の大ヒット作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』対比で112%と、これまでにない進捗です。鑑賞済みの人も、GW中に家族や友人と見るなど、2回目、3回目の鑑賞を考えているのではないでしょうか。
今作の注目キャラクターは怪盗キッドと服部平次。舞台は北海道・函館です。今回、怪盗キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀です。服部平次と怪盗キッドの活躍はもちろん、事前試写会を一切行わず公開を迎えた、その衝撃的な結末とは……?!
原作漫画では、最新105巻も発売されました。映画や漫画、TVアニメとさまざまな形で最新映画の予習をしてから楽しんでみてください。
漫画家・浅野いにおさんの作品『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を劇場アニメとして前後編2部作で映画化。前章は3月22日に公開され、後章は5月24日に公開予定です。
東京でハイテンションな女子高生活を送る小山門出と中川凰蘭(おうらん)。しかしその上空には、宇宙から突如出現した巨大な母艦が浮かんでいました。非日常だったはずの母艦が日常になり始めたころ、仲良しのクラスメイトに悲劇が起こってしまい……。
門出の声を「YOASOBI」のボーカルとして活躍する幾田りらさん、凰蘭の声をタレントのあのさんが演じます。前後編両方の主題歌を2人が務めています。
後章の公開が5月24日に控えています。後章では、大学入試に合格し、門出と凰蘭が同じ大学に通うところから物語は続きます。
原作は2022年まで連載されており、全12巻で完結しています。漫画を読んでいて待望のアニメ化だと感じている人も多いでしょうし、前章を見て原作を読んでみたくなった人もいるかもしれません。後章公開前のGW中に原作を読んだり、劇場版の前章を鑑賞したりしてから、後章を楽しみたいですね。
4月19日公開の『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』。『ブルーロック』は高校生を中心としたサッカー漫画で、原作・金城宗幸さん、作画・ノ村優介さんによって2018年に連載を開始されて以降、現在も連載中です。
サッカー漫画といえば『キャプテン翼』を始め、これまでにも数多くの名作が生み出されてきたジャンルです。しかし、『ブルーロック』はこれまでのサッカー漫画とは一線を画し、“史上最もイカれたサッカー漫画”という異名を持ちます。
日本フットボール連合は、日本がW杯で優勝するためにストライカーを養成するべく、「青い監獄プロジェクト」を立ち上げます。このプロジェクトで一度失格になると、日本代表入りの資格を永久に失うという過酷な条件の中、主人公・潔世一はこのプロジェクトで生き残りをかけて戦います。
劇場版は、別冊少年マガジンにて連載中の『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作としており、『ブルーロック』の主人公の潔世一ではなく、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から新たな物語が展開されています。
漫画で最新のストーリーを追っている人も、第1期のTVアニメを見ていた人も必見の映画です。まだ作品に触れていない人は、漫画やアニメでストーリーを予習しておくと、より映画の世界観に入り込めるでしょう。
GWにはたくさんの映画が公開されます。ぜひ作品選びの参考にしてください。
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