春らしい陽気を感じる季節となりました。洋服と腕時計とのコーディネートが楽しい時期がやってきます。腕時計もその日のファッションに合わせて選び、おしゃれに楽しみたいものです。
以下では、そんな場面で活躍する「スウォッチ」のおすすめ製品から、「大人向き」ながら個性が感じられるモデルを紹介します。
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
プライベートシーンからビジネスまで活用できる金属製モデルを探している人には、スウォッチの定番シリーズのクロノグラフモデルをおすすめします。
「Night Flight」は、腕時計らしい「メカっぽさ」が魅力的な、クロノグラフスタイルの1本です。ケースとブレスレットは共にステンレス製で統一感があり、全面がブラックとされた文字板とベゼルの意匠もクールです。本機のベゼル部にはタキメーター(速度計測用の計算尺)が配されていますが、計器のような煩雑さはなく、すっきりとした印象の外観となっています。伝統的な「腕時計らしさ」をベースにしつつ、スウォッチらしいシンプルなデザインの魅力が感じられる仕上がりです。
腕時計に対して保守的な価値観を持っている人にも、取り入れやすい1本だと言えるでしょう。スイス製でムーブメントはクォーツ式。3気圧防水。ケース径は約43mmです。
上質なウェアを彩る1本を探している人には、ハイブランドのバッグのような素材使いがおしゃれな1本を紹介します。
「SKIN(スキン)」シリーズは1997年に発売。自社製のクォーツ式ムーブメントを極薄のケースに納めた、腕によくなじむ薄さを特徴としたシリーズです。
本機のケース厚は約6.7mm。着用時にスマートさを演出できる薄さがポイントです。ブラウンのレザーストラップと、レザーのシボ目のような模様が付けられたベージュ文字板の組み合わせもファッショナブル。ミントグリーンのインデックス(時指標)が、本機の外観に程良いアクセントを添えています。
男女兼用で着用できるスタイルですので、パートナーと共用したり、ペアで使ったりするのにも最適です。本機はブラウン系のカラーですが、別型番でブラック系のモデルも用意されています。スイス製で3気圧防水。ケースの素材はステンレス、ケース径は約42mmです。
スウォッチらしい金属製モデルを探している人には、シンプルさとポップさとが同居した1本をおすすめします。
「Rings of Irony」は、同じく「SKIN」シリーズからの1本です。ケース厚が6.7mmという、薄さがもたらす軽やかさ。本機はブレスレットもステンレス製で、一体感のある仕上がりです。文字板部は同心円のリング状にデザインされており、分指標(0〜60)の内外周に、2種類の時指標(12/24時)が配されています。指標の配置やリング幅などの個々のデザイン要素はバラバラですが、全体で見ると調和が感じられる外観となっています。
腕なじみの良い薄型デザインなので、仕事向けのシャツとの相性も良好です。オフ時のスタイルにとどまらず、ビジネスカジュアルの装いにも応用できそうな1本です。スイス製で、ムーブメントはクォーツ式、ケース径は約42mmです。
今回は「スウォッチ」の魅力と、おすすめのモデルについてご紹介しました。ベーシックな装いに適したミニマルなモデルからセンスの高さを感じる1本まで、さまざまな製品があることが分かりました。
シーンに応じて1〜2本の腕時計を使い分ける人も多いと思いますが、スウォッチが提案するのは「ファッションのように、腕時計を着け替える」という楽しみ方です。その日の気分や服装にジャストフィットした腕時計を選べば、気分良く1日をスタートできるはずです。お気に入りのモデルを、洋服を選ぶ感覚で手にしてみるのがおすすめです。
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