買い物の際は、エコバッグを持参する人が多いでしょう。エコバッグの種類がどんどん増えていますが、レジ袋有料化の当初から人気のエコバッグがあります。それは、カルディの「エコバッグ」です。
なぜカルディのエコバッグが人気なのか、その理由を深堀りします。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
レジ袋の有料化が始まったのは、2020年7月。それまで無料だったレジ袋が有料になるということで、一気にエコバッグの普及率が高まりました。カルディのエコバッグも、レジ袋有料化に伴って販売されたものと記憶しています。当時から「デザインがかわいい」とSNSなどで話題になっていました。
今も人気の理由は、カラー展開にあるのではないかと筆者は考えています。定番のブラックだけではなく、以前はブルーやイエロー、レッドなども販売されていました。その後、くすみカラーも登場。スモーキーカラーが人気だったこともあり、カルディのエコバッグが再度話題になりました。
現在はブラックの他にセージグリーンやグレー、スモーキーピンクがあります。
スモーキーピンクはオンライン限定製品で、販売されてもすぐに売り切れる人気カラーです。手に入りにくいということも、人気を後押ししているのかもしれません。
カルディのエコバッグの素材は、ポリエステル100%です。生地が傷んだり、プリントが剥がれたりする恐れがあるので、洗濯機や乾燥機、アイロンの使用は避ける必要があります。サイズは約39(縦)×44(横)×8(マチ)cm、持ち手の長さは60cmあります。持ち手が長めなので、肩掛けしやすいと感じます。
上の写真は、2年ほど使っているカルディのエコバッグです。持ち手部分が細くなっています。使っていてちぎれたことはありませんが、細くなった分、肩掛けをすると肩に食い込むこともあります。
普段の買い物でカルディのエコバッグを使ってみました。油揚げや牛乳、とうもろこし(2本)、かいわれ大根などを購入しました。
これらを全て入れても、エコバッグにはまだ余裕がありました。ただ、まとめ買いをした際には、ギリギリになることも。エコバッグで起こりがちな“卵の持ち運び問題”に関しては、10個パックの卵を横に並べて入れられるので、問題ありません。
セルフレジでは、エコバッグをかけるスタンドが設置されている場合があります。筆者がよく利用するセルフレジにも、バッグをかけるスタンドがあるのですが、カルディのエコバッグをかけると、安定しないことがあります。持ち手が長いので、商品を入れにくいと感じることも。カルディのエコバッグは形が変わりやすいこともあり、安定しにくい印象です。
また車内ではどうかというと、底を安定させることで問題なく使えます。小さく折りたためるエコバッグの宿命かもしれませんが、やはり形が変わりやすいのが難点といえそうです。
一方で、コンパクトにたためるのは使いやすいです。バッグや車のダッシュボードに入れておいても、邪魔になりません。
カルディのエコバッグの販売価格は300円(税込)です。販売中のカラーはブラックとセージグリーン、グレーです(2024年7月9日時点)。スモーキーピンクはオンライン限定色で、在庫切れになっていることも多いです。再販されることもあるので、欲しい人は定期的にカルディの公式オンラインストアをチェックしてみるとよいでしょう。
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