レジ袋有料化に伴い、エコバッグは欠かせないものとなりました。しかし、筆者はつい最近までベストなエコバッグを見つけられず、“エコバッグ迷子”状態が続いていました。
そんな時に出会ったのが、無印良品の「さっとたためるマイバッグ」。これがとても良かったので、その理由や使い心地を紹介します。
Fav-Log編集部アウトドアファッション担当
さまざまな製品・サービスの「お気に入り」が見つかる情報サイト「Fav-Log by ITmedia」。アウトドアファッションに詳しい担当編集部員が、ユーザーの製品選びに役立つ情報をお届けしています。
エコバッグはたくさんの種類があり、値段も数百円のものから数千円するものまでさまざまです。筆者がエコバッグに求めていたのは「コンパクトになること」「たたみやすいこと」「丈夫なこと」「デザインが派手でないこと」の4点です。いつも使うかばんに入れて持ち歩きたかったので、特にかさばらないことはマスト条件でした。
上記の条件でエコバッグを探していたところ、無印で「さっとたためるマイバッグ」をみつけました。本製品は、Mサイズ(約16L)で2190円(税込、以下同)、Lサイズ(約25L)で2790円と、決して安くはありません。そのため良さそうだとは思いつつも、しばらくは購入に至りませんでした。
悩んだ末、口コミの評価が高かったことが決め手となり、実際に店舗でサンプルのサイズや使用感を確認した上でMサイズを購入しました。
さっとたためるマイバッグは、たたんだ状態だと手のひらサイズの大きさです。一辺の長さはおよそ8cm〜9cmで、ミニバッグにもすっぽり入ります。これならほとんどのバッグに入るのではないでしょうか。
さて、実際に使用してみました。ゴムバンドを外してバッグを広げます。一見あまり入らなさそうに見えますが、なんと2Lの水が2本すっぽり入ります。耐荷重が5kgなので、1本約2kgのペットボトルを2本入れると耐久面での不安がありますが、1本なら余裕で持ち運べるでしょう。
使用後は、バッグの両端を引っ張って折りたたむだけ。バッグに折り目が付いていて、引っ張ることで折り目に沿ってたたまれる仕様になっています。
はじめは半信半疑でしたが、やってみると本当にスムーズ! 3秒程度でささっとたたむことが可能です。なお、最初はたたみ方に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば問題なくたためるはずです。
生地の薄さに反して丈夫なのも、このバッグの魅力です。通常折りたためるエコバッグは重いものを入れると不安になりますが、本製品は2Lのペットボトル1本程度ならしっかりと支えられている感覚があり、全く不安はありません。
また、使いやすいデザインも魅力です。さっとたためるマイバッグは「スモーキーグリーン」「スモーキーピンク」「黒」「ライトグレー」の4色展開で、いずれも主張し過ぎないカラーです。筆者は汚れが目立ちにくい黒を選びました。
軽いものであればバッグが偏ることはないのですが、重くて細長いものを入れた際には、バッグが傾いてバランスが取りにくくなります。これは、薄い生地でできていて、なおかつ構造上底マチが収縮しているためと考えられます。例えば、水筒などは不安定になりやすいので注意が必要です。
上記を考慮しても、他のメリットを考えれば優秀なエコバッグであることは間違いないでしょう。エコバッグ選びに悩んでいる人は、ぜひ一度手に取ってみてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.