コンパクトで消費電力も低めの「小型電気鍋」。卓上調理が可能で、できたてをすぐに食べることができます。そのため人気が高く、多くの家電メーカーから、豊富なデザインと機能の製品が販売されています。
そんな小型電気鍋は、車中泊にも最適です。狭い車内で手軽に料理を作ることができ、収納スペースもあまり取らず、持ち運びも簡単です。1〜2人の車中泊に、特におすすめしたいアイテムです。
今回の記事では、車中泊歴6年以上の筆者が「車中泊におすすめの小型電気鍋」をピックアップ! 3万円前後のポータブル電源でも使える「消費電力600W前後」で、煮る・焼く・蒸す・炊くなど、調理のバリエーションが豊富な製品を紹介します。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
ブルーノの「コンパクトマルチグリルポット」は、優しいカラーとコロンと丸いデザインがかわいらしい小型電気鍋です。本体サイズは約20(幅)×19.5(高さ)×23(奥行)cm、重量は1.5kgと、軽量&コンパクトです。
鍋の他にグリルプレート、スチーマー(蒸し器)が付属しており、煮る・焼く・蒸す・炊くの4パターンの調理が可能です。ふたも含め、パーツはすべて積み重ね収納ができるのもうれしい点です。
消費電力は600W。定格出力600Wの、比較的安価なポータブル電源で使えます。カラーはホワイト、ブルーグリーン、ブルーノブルーの3色展開。公式ECサイトでの販売価格は7150円(税込、以下同)です。
レコルトの「ポットデュオ キャレ」は、小型電気鍋の中では少し珍しい四角形の鍋です。サイズは約20(幅)×17.5(高さ)×20(奥行)cm、重さは約1.35kgとコンパクト。ふたは、取っ手の形状のおかげで自立が可能。狭いテーブル上でも、場所を取らず立てて置くことができます。
本体とふたの他に、セラミックボウル(鍋)とグリルプレート、蒸し料理用あみ、油切りあみが付属しています。煮る・炊く・焼く・蒸す・揚げるの5パターンの調理ができます。またこちらも、すべてのパーツを積み重ねて収納することが可能です。
消費電力は650Wなので、定格出力が650W以上のポータブル電源があれば使用できます。
また揚げ物にも対応しているので、串揚げや天ぷら、唐揚げ、野菜の素揚げなども作れるのがポイント。旅先で買った新鮮な食材を、油で揚げて食べるのもおすすめです。
カラーはクリームホワイト、グレー、レッドの3色から選択可能。公式ECサイトでの販売価格は8800円です。
モノクロームの「グリル鍋」は、Amazon限定ブランド「Monochrome(モノクローム)」のシンプルで高品質な小型電気鍋です。カラーはホワイト1色だけですが、価格は6000円以下と、今回紹介する製品の中でもっともリーズナブルです。
サイズは約22.5(幅)×17.5(高さ)×20.5(奥行)cm、重さは約1.3kg。こちらも、本体に付属するふたや鍋、専用プレート、蒸し料理用あみは、すべて積み重ねて収納できます。
消費電力は650Wなので、定格出力650W以上のポータブル電源で使うことができます。
比較的安価な価格設定ながら、鍋料理や焼き料理、蒸し料理と、バリエーション豊かな調理が可能です。これからの季節、車内での鍋&蒸し料理に最適です。
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