2024年の秋冬物として、ワークマンからかっこいいレディースのライダースジャケットが登場しました。すっきりとしたシルエットでスタイリッシュな雰囲気を出したいときにぴったりな一着です。
ここではその「レディースフェイクレザーウォームライダース」(以下、ライダース)をレビューしていきます。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ライダースと聞くと、ゴツくて重い、そして皮がなじむまでに時間がかかるというマイナスイメージがある人も少なくないと思います。実は筆者もその1人で、ライダースは“育てるもの”という認識を持っていたため、自分の体にフィットさせたり生地を柔らかくしたりするのは大変そうだと思っていました。
そのため、ワークマンでこのライダースを見たときも「自分は着ないだろうな」と考えましたが、生地に触れた瞬間に「あれ?」と驚きました。想像よりすごく柔らかいのです。
素材が合成皮革ということもありますが、硬さやごわつきがないのです。きれいにたたむこともできます。この柔らかさなら腕を通しても動きやすいので、ライダースを日常的に着られるなと思いました。
袖にはジッパーが付いているので、ちょっと窮屈さを感じたら適度に開けておくと着やすくなります。
重さですが、実際に測ってみると約583gでした。ライダースで重さが600g以下となれば軽いと言えるのではないでしょうか。実際に持ってみると、見た目とのギャップに驚きます。
ワークマンのライダースは、ブラックアルミ仕様です。ブラックアルミは、一般的なシルバーアルミの1.5倍の暖かさがあるとされています。それが背中全体に施されているので、ポカポカと暖かく感じられます。
ライダースを着用する場合、かっこよく見せるために中には厚手のウェアを着ないことが多いでしょう。しかし冬にはしっかり寒さ対策はしたいので、ブラックアルミで暖かくできるのは大助かりですね。ブラックアルミは薄く、見た目のすっきり感が損なわれないのもうれしいポイントです。
ワークマンのライダースにははっ水性もあります。水を垂らしても生地に水が浸透しにくくなっているので、雨や雪の日に着るのも良さそうです。ただし、防水加工が施されているわけではない点に注意です。
そして驚きなのが自宅で洗えること。ライダースを自宅で洗うという発想があまりないとは思いますが、それが可能なのがこのライダース。洗濯する際にはファスナーとボタンを閉じて、蛍光増白剤が入っていない洗剤を使って洗います。つけ置き洗いやタンブラー乾燥には対応しません。
ライダースは襟にもデザイン性があり、スタイルを変えることでおしゃれを楽しめます。襟を大きく開いたり、ファスナーを首元まで閉めたりして、雰囲気を変えて着ることが可能です。
襟の形を変えるだけで、雰囲気も大きく変わってきます。もちろんファスナーを全く閉じずに着ても、また違う印象になります。スカート、パンツなどボトムスに合わせて着方を変えるのも良いですね。
ワークマンの「フェイクレザーウォームライダース」の販売価格は2900円(税込)です。サイズはM〜LLまでを展開し、カラーはグレージュ(筆者購入)とブラックをラインアップ。全く雰囲気の違うカラーをラインアップしているので、気に入れば色違いでの購入もありでしょう。
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