非常時にハンズフリーで周囲を照らすことができる「ヘッドライト」。いざという時に必要なのは分かっているものの、派手なカラーの製品が多く筆者は購入をためらっていました。
しかし無印良品で発見した「コンパクトヘッドライト」は、シンプルなカラーに加えコンパクトなサイズで、見た目・機能・持ち出しやすさと全てが完璧で購入を決意。今回は、無印良品の「コンパクトヘッドライト」を実際に使ってみた感想をレビューしていきます。
松本果歩
インタビュー記事から食レポ記事までジャンルを問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。
無印良品の「コンパクトヘッドライト」は、4cm四方程度の箱に収まった状態で販売されています。サイズは約4(幅)×3.6(高さ)×4(奥行)cmとコンパクトなのに加え、約32gの軽さ。価格はボタン電池がセットになって1290円(税込み)です。
実際に手にすると、想像していたよりもずっと小さなサイズで驚きました。
角度調整にも対応しており、ライト部分を持ち上げることで90度まで自在に調整できます。
電源はボタン電池で、CR2032を2個使用します。ボタン電池式にすることでコンパクトなサイズを実現しているのだと思いますが、充電ができないのは少し不便に感じました。電池が切れてしまっていないか、時々確認するといざという時に安心です。
ライトにはクリップが付いているので、ヘッドバンドから取り外して使えるのも魅力の1つです。
胸ポケットにクリップで挟んで装着したり、リュックのショルダーベルトにつけて夜道を照らしたり、ヘッドライトとして頭に装着する以外にもさまざまな使い方に対応しています。
あまりにもコンパクトなサイズなので、ライトとしての機能は大丈夫なのかと最初は不安に思っていました。しかし、電源を入れてみると数メートル先が見えるほどの明るさで周囲を照らします。
点灯可能時間は約15時間で、スイッチを押すごとに点灯→点滅→消灯と切り替わります。
ヘッドバンドはゴム素材で長さ調節もできるため、頭にしっかりとフィットします。想定外の動きをすることもある災害時に安心して装着できそうです。
災害時に備えて非常用持ち出し袋に入れておくのも良いですし、枕元に置いておくのも安心です。クリップのおかげで汎用性も高いので日常使いにも便利ですね。
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