夏の暑い日にリュックを背負うと、背中が汗で蒸れて不快に感じることがあります。そんな悩みを解決してくれるのが、ダイソーの「リュックサックパッド(ブラック、保冷剤ポケット付)」(以下、リュックサックパッド)です。
ここでは、そのリュックサックパッドの実際の使い心地を紹介します。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ダイソーのリュックサックパッドは、リュックの背面に取り付けて使用します。素材はポリエステル100%。通気性の良いメッシュ生地であることに加え、冷感素材も使用されているのでパッドだけでも少しひんやりとした触り心地です。
面ファスナーが3カ所に付いており、リュックの持ち手やショルダーベルト部分にこれを取り付けます。大人用のリュックだけでなく、キッズ用のリュックにも対応できそうです。
リュックサックパッドにはポケットが付いており、この中に保冷剤を入れて使います。リュックの背面を冷やす商品の中には、パッド自体を冷凍庫で冷やすものもありますが、ダイソーのリュックサックパッドは保冷剤を使用して冷やすタイプです。保冷剤は付属していないため、自宅にあるものなどを活用しましょう。
保冷剤は、冷やしても固まらないタイプがおすすめです。固まるタイプだと背中に当たって痛い場合があります。また、小さな保冷剤を複数入れるとポケットの下の方に偏ってしまうため、大きめのものを1つ入れると背中を広範囲に冷やせます。
保冷剤をリュックサックパッドに入れて、リュックを背負ってみました。瞬間的に冷たくなるのではなく、背中にじわじわと冷たさが伝わります。保冷効果は気温や保冷剤の大きさなどによって異なりますが、一日中冷たさを保つのは難しく、数時間程度の外出時に使うのが良さそうです。
また、ジェルが入っている大きめの保冷剤の場合、意外と重さがあります。筆者が使った保冷剤は500gを超えるので、思いのほかずっしりと感じます。子供が使う場合は、少し負担になるかもしれません。
リュックサックパッドは、デスクワーク時に背中を冷やすのにも使えます。
面ファスナーを取り付けられる場所がある椅子なら、背もたれにリュックサックパッドを設置できます。背中をひんやりさせるためには、背中を背もたれにつける必要はありますが、つい前屈みになって猫背になりがちな人も、これがあることで背筋を伸ばす意識が向くかもしれません。
「冷やす」という本来の用途とは全く異なりますが、リュックサックパッドはタブレットが入るサイズなので、タブレット入れに良さそうだと思いました。
上の写真ではiPad miniを入れていますが、すっぽり収納できました。夏が終わり、冷却パッドとして使わなくなったら、タブレットケースとして活用するのも良いでしょう。旅行や普段の持ち歩きに役立ちそうです。
リュックサックパッドの価格は330円(税込み)で、カラーはブラックのみです。ダイソーの店舗で購入でき、在庫状況は公式アプリで確認可能です。
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