「コンバースの新定番」大人の白レザースニーカー「オールスタークップ OX」着用者がその魅力を紹介（1/2 ページ）

» 2025年07月30日 18時00分公開

[物欲紳士，Fav-Log]

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　夏の足元のコーデに、特に重宝するのが「白のスニーカー」です。足元に爽やかさと、軽快感を添えてくれるアイテムです。

左：コンバースオールスタークップ、右：ナイキエアフォース 1 '07

　今回は2記事にわたり、白のスニーカーを大人っぽく取り入れるためのコツと、おすすめの2モデルを実物レビュー。各アイテムの見どころと、おすすめの履き方についても紹介します。

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物欲紳士

物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。

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“大人の着こなし”には、レザー素材のモデルを選ぶ！

　ベーシックアイテムの典型とも言える、白のスニーカー。中でも定番として真っ先に思い浮かぶのが、コンバースの「オールスター OX」などの、キャンバス素材を用いたローテクモデルでしょう。

レザー素材のモデルを選び、メラミンスポンジや防水スプレーを併用する

　ですが、布素材を用いたスニーカーの難点となるのが、清潔感を保つことの難しさです。大人っぽく履きこなすためには、クリーンな状態を極力キープすることが重要です。特に白は汚れが目立つので、防水性と防汚性に優れた、レザー素材のモデルを選ぶのがおすすめです。履き込んだ「味」を出しつつも、清潔感のある状態を保つように心掛けたいものです。着用に伴う汚れは小まめにケアし、保革用の防水スプレーを併用するのも良いでしょう。

左：コンバースオールスタークップ　右：ナイキエアフォース 1 '07

　次に、今回レビューする2モデルの概要をチェックしましょう。この記事でレビューする「オールスタークップ OX」は、老舗中の老舗のスニーカーブランドであるコンバースが、2020年に発売したシリーズです。過去の名作のイメージを継承しつつ、装飾的な要素をさらに削ぎ落とした外観。これからのコンバースの新定番となりそうな1足です。

　後編記事でレビューするナイキの「エアフォース 1」は、1982年の発売以来、ナイキを代表する名作の1つとして支持されるモデルです。ナイキを象徴する技術の1つである「ナイキエア」を、バスケットモデルとして初めて搭載。高いクッション性を実現しています。愛嬌が感じられる外観は、コーデのしやすさも抜群。ワードローブに加えておいて損はない、定番の1足です。

　以下では、前者のコンバース「オールスタークップ OX」を実物レビューします。「オールスタークップ OX」の公式サイトでの販売価格は1万6500円（税込）です。

ベーシックで、クリーンな外観

コンバースオールスタークップ OX

　まず、「オールスタークップ OX」の外観をチェックしていきましょう。コンバース自身が、「ドレスモデル」と位置付ける本品。装飾的な要素を排した、クリーンな外観が目を引きます。全体的には、同社の「オールスター OX」よりもややボリューム感があり、「ジャックパーセル」に近いシルエットだと感じます。

　シンプルな外観の中でワンポイントになっているのが、甲革とソールの境界部に配されたステッチ。革靴の、アウトソール部のステッチなどを連想させる意匠です。ドレッシーな印象を添えているのと同時に、コンバースが製品に込めた「クラフト感」が表現されているのかもしれません。

左：ソールと甲革の境界部のステッチ　右：クッション材が配された履き口

　実際に着用すると、履き口にはクッション材が配され、かかと部のホールド感が向上している点が特徴です。従来のコンバースの定番品は、履き口の構造が簡素なモデルが多い点が特徴でした。かかとを潰して履ける「気楽さ」は魅力でしたが、耐久性の面では難があったのも事実です。かかと部がしっかりとした構造となった点は、長く愛用する上ではうれしいポイントだと感じました。

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