近年、履き心地の良さから人気を集めている「HOKA」。今回はそんなHOKAのサンダル「HOPARA」を購入したので、実際の履き心地や疲れにくさを試していきます。
福山忠秀
Fav-Log編集部員。学生時代はモノ系ブログを運営し、大学卒業後はモノ系媒体の企画営業としてスマートフォンやオーディオ製品のプロモーションに携わる。その後もコンシューマー向け媒体で、企画・進行として6年の経験を積んだのちFav-Log編集部へ。趣味のモノはカメラやオーディオをはじめとした家電・ガジェットや、自転車、ファッションなどデジタルからアナログまで多岐にわたり、気になった製品ジャンルはとことん調べるデータ収集タイプのオタク。
今回、購入したアイテムはフランス発のフットウェアブランド「HOKA(ホカ)」のサンダル「HOPARA」です。
HOKAらしいボリューム感のあるソールを備えており、このミッドソールには、ラバライズドEVAを使用し、適度な反発性とクッション性を両立しています。
アウトドアフィールドはもちろん、足への負担が大きいアスファルトやコンクリートの路面の街歩きでも安心して使えます。
つま先をしっかりと保護してくれるラバー製のトゥキャップを搭載し、電車に乗りやすいのもうれしいポイントです。
アウトソールは、4mmの深い溝が多方向に伸びた形状になっており、濡れた路面でもグリップ力を発揮してくれます。
公式ストアでの価格は1万8150円です。
立体柄の線が刻まれたアッパーが目を引くスポーティーなデザインに仕上がっています。
HOKAの特徴でもある厚めのフレアソールがデザインのアクセントとして機能しているのも見逃せません。
ソールのサイドには粒子状の模様があり、サンダル全体が真っ黒になって印象が重くなりすぎないようになっています。
アッパーやトゥキャップも堅牢な作りで、履いた際の存在感は抜群です。
履いた時に、まず感じるのはHOKAの特徴でもある土踏まずのサポートです。土踏まずのアーチがせり上がっているので、初めてHOKAのフットウェアを履く人は驚くかもしれません。
実際に筆者もHOKAのシューズを初めて履いた時は、かなり違和感がありました。しかし、3日間ほど履けば慣れると思います。
慣れた後はサポート力の高さや、分厚いソールによる高いクッションからくる履き心地の良さを存分に味わえます。
他に違和感があった点として、ヒールストラップがT字型であるがゆえに、縦のストラップがかかとに当たるのが気になりました。特にKEENのサンダルに履き慣れている人は、基本的にヒールは横1本のストラップなので、違和感を覚えやすいかもしれません。ただ、これも2、3日履いているうちに慣れていきました。
土踏まずのアーチやT字型のヒールストラップなど、慣れていないと最初だけ違和感はありますが、乗り越えた先に極上の履き心地が待っています。
試着の際に違和感があった人も思い切ってチャレンジしてみるのをおすすめします。
ただし、土踏まずのアーチが低い人など、どうしてもHOKAのフットウェアが合わない人がいるのも事実なので、心配な場合は、店員さんと相談しつつ購入を進めるといいでしょう。
1日テーマパークに出かける予定があったので、これ幸いとHOPARAを1日履き倒してみました。1日の合計歩数は2万歩でした。
結論から言うと、サンダルとして疲れづらいどころか、スニーカーと比べても疲れにくいモデルだと思います。
HOPARAの前は、通常のサンダルに比べれば確実に履き心地もクッション性も高いKEENの「NEWPORT H2」を履いていたのですが、クッション性には大きな差があると感じました。ソールが厚いこともあり、HOPARAの方が断然履き心地が良く感じます。
またHOPARAを試す前に、同じテーマパークをNewBalanceのスニーカー「CM990」で1万8000歩ほど歩く機会があったのですが、足の疲れにくさはその時と同等以上だったと思います。
履き心地に定評のあるNewBalanceと比べても、ローテク系のモデルが比較対象であれば同等以上の履き心地、疲れにくさを発揮してくれます。
この点は、HOPARAの土踏まずのせり上がったアーチによるサポート力の高さが一因となっていそうです。
HOKAらしいボリューム感のあるソールやスポーティーなデザイン、履き心地の良さを魅力的に感じるのであれば、ぜひ検討してみてほしいモデルです。
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