「シングルバーナー」はキャンプで料理を作ったり、ハイキングでお茶の時間を楽しんだりと、アウトドアで火を得るための必需品。カセットこんろと同じガスボンベ「CB缶」やアウトドア専用の「OD缶」を使うガスバーナーのほか、アルコール燃料を使うアルコールストーブや固形燃料ストーブなどがあります。
メインとサブを用意して、用途によって使い分けてみるのも便利です。ここでは、Amazonの売れ筋ランキングから、今売れているシングルバーナーをピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2025年9月2日10:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部でアウトドアや腕時計、家電&ガジェットを担当。ITmediaではITトレンドやネット、ガジェットの取材を長年担当。学生時代からシンプルなキャンプを楽しみ、最近は海釣りが趣味。好きな魚はカサゴとオオモンハタとクロダイ。
イワタニ(岩谷産業)の「カセットガス ジュニアコンパクトバーナー」(CB-JCB)はシングルバーナーの定番中の定番モデルですが、そのリニューアルモデルとして併売されているのが「コンパクトキャンプストーブ」(FW-CS01-JP)です。同社が展開するアウトドアブランド「FORE WINDS」から販売されています。
カセットガス(CB缶)に直結するタイプ。2300kcal/hの出力、軽量(約274g)かつコンパクトなサイズ、シンプルで優れた使い勝手──など、基本的にはジュニアコンパクトバーナーと同じ仕様です。簡単に買えるイワタニ製カセットガスが純正品として使える強みも同様です。
一方で、器具栓つまみをプラスチックからステンレスに変更することで、洗練されたデザインに。付属の収納ケースも、ジュニアコンパクトバーナーがプラスチック製ハードケースなのに対し、こちらはコンパクトなEVA製のセミハードケースを採用しています。
公式オンラインショップ「イワタニアイコレクト」価格は5980円(税込)です。
ユニフレーム(UNIFLAME)のCB缶用シングルバーナー。カセットガスボンベとバーナーが分離しているセパレート型です。
バーナー本体の重心が低いので、大きめの鍋などを載せても安心感があるのがメリット。耐荷重は約15kgとタフな仕様です。汁受けが直径約20cmと大きく、輻射熱と吹きこぼれを軽減してくれるので、卓上でも安心です。
ガス缶の取り付け部にはワイヤーによるスタンドが装備されています。CB缶を取り付けやすくなっている上、使用時にもCB缶が安定します。
アウトドアバーナーの人気ブランド、SOTO(ソト)のCB缶直結型バーナー。ユニークなデザインと構造が特徴です。
バーナー本体は、収納時には文庫本のような形とサイズ(142×78×25mm)。使用時には本を開くような形でバーナー部が現れ、カバーがV字形に展開することで遮熱効果と風防効果を発揮する仕組みです。コンパクトな上、収納時も燃焼部が守られるので、安心してパッキングできるのもメリットです。
出力は1800kcal/h。低温に強いマイクロレギュレーターは搭載していませんが、タフでコンパクトなボディはツーリングなどで活躍してくれそうです。実売価格(税込)は約8000円から。
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