秋も深まり、朝晩は冷える日が増えてきました。この時期はアウター1枚を持ち歩くのが無難ですが、日中はまだ暑くなり、脱いだアウターを手に持って移動するのは意外と面倒ですよね。
そんなときに見つけたのが、アウターをコンパクトにまとめて持ち運べる「ジャケットホルダー」です。
今回は、100円ショップ・Seria(セリア)で110円(税込)という手軽な価格で購入できる「ジャケットホルダー」を実際に使ってみました。どれだけ便利にアウターを持ち運べるのか、使用感をレビューしていきます。
足立ぷたたん
Fav-Log編集部員としてファッションや小物、美容などの記事を中心に書いています。マルプーの女の子と暮らしてます。プライベートでもファッションが好きで、他にも音楽、アニメ、カフェ、ウィンタースポーツなど多趣味です。
ジャケットホルダーを開封してみました。使い方は非常に簡単。まずバックルを外し、ベルトでアウターを巻いて再度バックルを取り付けるだけです。あとはカラビナでバッグに引っ掛ければ、手ぶらでアウターを持ち運べます。
説明を読まずとも手順に迷わず、すぐに使いこなせる印象です。また、装着はカラビナを使うことで、どんな形状のバッグにも使えそうです。重さを気にしなければバッグに限らずベルトループなどにも装着できそうです。
デザインは黒1色のみで、実用性重視の仕上がり。カラーバリエーションやベルト素材が上品であれば、オフィスカジュアルにも合わせやすそうですが、110円で手軽に購入できる点を考えれば十分納得できます。
ジャケットホルダーの作りは想像以上にしっかりしており、バックルやカラビナ、ベルトの強度は十分。ベルトは簡単に外せるバックル式なので、アウターの装着もスムーズです。
さらに、アジャスター付きでベルトの長さを約12〜22cmの間で調整可能(筆者の測定値)。これにより、付けるアウターの種類や厚みに合わせて調整できるのが便利です。アウター以外にも、ストールなども掛けられそうで、使用の幅が広がります。
強度や調整機能も申し分なく、100均商品とは思えないほど実用性に富んでいます。
実際にアウターを装着して使ってみると、その利便性の高さが際立ちます。
まず長袖カーディガンを大きめのトートバッグにつけてみました。実際につけた後に、振り回したり歩いたりしてもずり落ちることはなく、快適に固定できました。
次に小さめのハンドバッグにつけた場合もずれ落ちることはなく、しっかり支えられていましたが、位置が下がるため見た目はややアンバランスに。ただし重量自体はさほど感じません。
最後に重めのトレンチコートを取り付けてみると、強度としては問題なく落ちませんでした。ただ、かさばるため手で持つよりかえって邪魔になる可能性があるのと、重みがあるため、持ちづらさが拭えません。長いので何かに引っ掛けたり、通行の邪魔になったりする可能性があるため、使用自体はできますが、あまりおすすめできません。
軽量アウターやカーディガン、ストールなどを手ぶらで持ち運べることや、強度に不安もなく、安価を考えればかなり秀逸アイテムなのではないでしょうか。
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