近所のダイソーでバッグのコーナーを見ていると、面白そうなアイテムを発見しました。
それが「移動ポケット縦型 レース柄」(以下、移動ポケット)というもの。筆者は面白いと思って購入したのですが、この「移動ポケット」というアイテムは、ダイソー以外からも販売されている一般的な製品のようです。
ここでは、ダイソーのこの移動ポケットが他のものとは違う点や、実際に使ってみての感想をまとめます。
屋内あき
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
一般的に移動ポケットとは、クリップが付いた小さなポーチのことで、ダイソーだけでなく、さまざまなメーカーから展開されている人気商品とのこと。特に子供用アイテムとして使われることが多いようです。
子供のパンツやスカートのウエスト部分に移動ポケットのクリップを留め、ティッシュやハンカチを入れる収納スペースを作るのに使われます。バッグの代わりということですね。これにより、子供の両手がフリーになるので荷物が行動を妨げませんし、子供がどこかに置き忘れてくるということがなくなります。
この利便性から、大人向けの使い方として「ポケットがない女性用の服に収納をプラスする」「ポケットのないバッグに、簡易的な内ポケットとして取り付ける」といった活用法も広く知られています。
今回筆者がダイソーで購入した移動ポケットは、大人が使うのにぴったりのデザインが特徴です。上品なレースでできており、メッシュ生地のような透け感はありますが、中身があまり見えません。
本体サイズは約15(縦)×12(横)cmと縦長の形状で、マチはありません。ちなみに、筆者が訪れた店舗にはありませんでしたが、同じもので横長デザインのものも展開されているようです。
実際に小物を入れてみると、生地が柔らかいため中に入れるものに合わせて柔軟に膨らみ、意外とさまざまなものが入りました。
ハンドクリーム(長さ約11cm)、ポケットティッシュ、リップクリーム、目薬、イヤフォンケースがすっぽり収まりました。筆者にとって、秋冬の必需品ともいえる小物が入ったのでこれからの季節に活躍しそうです。
筆者は普段、内ポケットがないシンプルなトートバッグを使うことがあるのですが、そのバッグの開口部に移動ポケットを取り付けてみました。そうすると内ポケットとして安定して使えます。また、ファスナーは閉じられませんが、スマートフォン収納としても使えました。
ちなみに、“クリップで取り付けられるポケット”という特徴は、自宅での収納にも応用できます。例えば、部屋のウォールポケットなどに引っ掛けて収納を増やしたり、デスク周りの小物整理に使ったりと、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
寒くなったら、筆者はこの移動ポケットを、アウターのポケットに取り付けて使ってみたいと思います。
筆者はアウターの左右のポケットに、スマホと財布、自宅の鍵を入れて手ぶらで外出することが多いです。しかし、ポケット内はそれだけでパンパンになってしまいます。
すぐ帰宅するなら問題ないのですが、近所の飲食店で食事をしたり、気まぐれに散歩をしたりすると、「ティッシュ持ってくればよかった……」と後悔することも。そんなとき、この移動ポケットに、先述したような小物を入れて持ち歩いていれば快適ですね。
単純にポケット内の容量を圧迫せずに収納場所を増やせるだけでもうれしいのですが、小物を移動ポケット内に常にまとめておくことで、忘れ物を減らすことにもつながります。バッグを持つときはポーチとしてバッグ内に入れればよいので、まとめて管理できるのも便利なポイントです。
シンプルなアイテムですが、220円でさまざまな使い方ができるので、コストパフォーマンスが良いと思います。移動ポケットそのものは、他にもダイソーから展開されています。店舗を訪れた際は、バッグコーナーをチェックしてみてください。
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