傘メーカーの「ウォーターフロント」といえば、最高水準の日傘「COKAGE+」や超スリムな「ポケフラット」などオシャレで機能的な傘が魅力。特に「ポケフラット」は、スリムで持ち運びやすいことから人気が高いのですが、さらに“2秒でたためる”新モデルが登場しました。
この記事では、ウォーターフロントの新作「ポケフラットクイック」を実際に使ってみたうえで感じた魅力や使い心地、気になる点について紹介します。
松本果歩
インタビュー記事から食レポ記事までジャンルを問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。
同商品の収納時のサイズは約24(縦)×6.5(横)×2.5(厚さ)cm、重さは約185g。一般的な折りたたみ傘に比べて、かなりスリムで軽量なことが特徴です。
かばんの中に入れても、リュックなどの外ポケットに入れてもかさばることなく、持ち運びにストレスがありません。公式サイトでの価格は2970円(税込)です。
この「薄さ」はこれまでのポケフラットシリーズと同じ。今回紹介する「ポケフラットクイック」はその薄さに加えてさらに「クイック」という要素が追加されています。
折りたたみ傘が特に面倒なのはたたむときですが、この「ポケフラットクイック」は“2秒でたためる”ことを魅力としています。2秒とはかなり一瞬ですが本当なのでしょうか? 試してみましょう。
まずは傘を閉じ、骨を折るようにします。
その後ひもを使ってまとめていくのですが、ここからの動きが「2秒」ということのようです。一般的な傘にはない、形状記憶のPETフィルム加工によって、「たたんだときの形状」に戻りやすく、まとめやすくなっていました。
正直、“2秒”かどうかは人によるとは思いますが、折りたたみやすいことは事実。調子がよければ確かに2秒でたためるかもしれません。
傘としての使い勝手は、安価なものと比べると耐久性はそれなりにあると感じました。強風の際にはひっくり返ってしまうこともありますが、折れにくさを考えれば仕方のないことかもしれません。
そして肝心の閉じる動作ですが、乾いた状態で試すと前述のようにクイックに折りたためると感じたのですが、雨の日に使用した後にたたもうとすると、うまくいかないときがありました。
ぬれた影響からか、PETフィルム加工がうまく収まらず、逆に盛り上がるようになってしまうのです。
これでは「ポケフラットクイック」の意味がありません……。しかし何度か試行錯誤したうえでコツを掴みました。まずは使用後、骨を折りたたんだ状態で柄を持ち、軽く上下に振ります。
そうすることでPETフィルム加工が正しい位置に戻り、膨らみを防ぎながら手早くたためます。これにより、スリムさとクイックさの両方を実現できました。
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