筆者は、ワークマンで2024年に購入したアウターを、この2025年の冬も着ています。
それが、「レディースフワテックシーンレスインサレーション」(以下、フワテックシーンレスインサレーション)です。ここでは、そのフワテックシーンレスインサレーションの良さを紹介します。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ワークマンの防寒ウェアといえば、背中部分にアルミ加工を施したものをイメージする人もいるかもしれません。しかし、フワテックシーンレスインサレーションは、それとは異なります。
最大の特徴は、裏地に採用された「フワテック」という素材です。これは軽量性、保温性、そしてソフトな肌触りの3要素を同時に実現した素材です。ふんわりとした質感で、体を包み込むような暖かさがあります。写真は2024年から着用しているものですが、フワテック特有の“ふわふわ感”は健在です。
公式サイトで公表されている試験データによると、フワテックの保温性は、両面フリースや中綿素材と比較しても最も高い数値を示しています(※)。実際に着用してみると、その軽さからは想像できないほどの暖かさを実感でき、一度着ると手放せなくなる一着です。
筆者は2024年は、このインサレーションを、主に冬場の散歩やウォーキングで活用していました。
厚手のアウターは防寒性が高い反面、動きにくさを感じることがあります。そんな時に、“薄手でも暖かいアウター”としてこのインサレーションが最適解でした。
激しく汗をかくほどの運動強度ではない散歩やウォーキングにおいて、この程よい暖かさは非常に快適です。また、フロント部分はファスナーとスナップボタンの二重構造になっているため、隙間風の侵入を防ぎ、冷えを感じにくい点も優秀です。
生地が薄手でかさばらないため、旅行用のアウターとしても重宝しました。スーツケースに入れておけば、旅先の気温変化に柔軟に対応できます。
また、はっ水加工が施されているため、多少の雨ならはじいてくれます。旅行中だと折りたたみ傘を使用していても、お土産などの荷物がぬれないよう気を使うあまり、衣服がぬれてしまうことがよくあります。そうした場面でも、本製品のようにはっ水加工が施されているものであれば安心です。
購入から1年ほど経ったところで、改めて生地に水をかけてはっ水性を確認してみます。一部水が浸透する箇所も見られましたが、おおむね水をはじいており、機能は維持されているようでした。
収納面では、両サイドのポケットに加え、内側の胸元に1つ、さらに下部に大きめのポケットが1つ備わっており、実用性も十分です。
本製品はノーカラー(襟なし)のデザインを採用しており、首元がすっきりとしています。しかし、その分首元から風が入りやすく、真冬の屋外などでは寒さを感じることがありました。
筆者の場合、散歩やウォーキングの際にはネックウォーマーを併用していました。首元の防寒対策としてはもちろん、冬場でも気になる紫外線対策として、首の日焼けを防ぐ目的もあります。外出の際は、マフラーやネックウォーマーを合わせてコーディネートすると安心です。
フワテックシーンレスインサレーションの価格は、2500円(税込)です。サイズはM〜LLを展開。身長160cmの筆者はMサイズを着用しており、お尻が少し隠れるサイズ感です。 2025年モデルのカラー展開はカーキ、ブラック、グレージュ、オフホワイトとなっています(※写真のライトグレーは2024年のモデルであり、2025年は販売されていません)。
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