日常使いのアイテムが豊富にそろう100円ショップ・DAISO(ダイソー)には、ユーザーのニーズに応えてくれる便利な商品がたくさんあります。
季節に合わせた商品も多いですが、オールシーズン活躍するアイテムも多彩に展開されており、その1つが「バッグ」です。
「エコバッグ」として活躍するバッグも多く販売されていますが、なかでもひと工夫加えられたアイテムが「拡張できるトートバッグ」です。そこで今回は、ダイソーの「拡張できるトートバッグ」の使い勝手をレビューしていきます。
公式サイトでの販売価格は550円(税込)。カラーは黒、グレー(筆者購入品)の2色展開です。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
拡張できるトートバッグのどこがどのように拡張されるのかというと、底部分についたファスナーの開け閉めによって高さが変わる仕組みになっています。
上記写真は拡張していない状態で、約29(高さ)×57(上部幅)×20(マチ)cmです。
底に付いたファスナーをぐるっと一周させるように開けていくと、底が下に伸びて高さがプラスされる仕組みです。ファスナーの動きはスムーズなので、流れに沿って簡単に開閉できます。
拡張後は、幅やマチは変わらず、高さのみが約19cm伸びて約48cmになります。
拡張用パーツを後付けする必要はなく、拡張できるトートバッグ自体に最初から拡張部分が組み込まれているのが便利なポイントです。
小さく戻す際も何かを取り外す必要がないので、パーツの管理や紛失の心配がないのも楽ちんです。
普段の食料品の買い物の際、拡張できるトートバッグをエコバッグとして実際に使用してみました。今回は拡張した状態で使ってみます。
野菜や納豆、トレー入りの肉、お酒などを購入しました。レタスのようにかさばる野菜も含め、すべて拡張できるトートバッグにしっかり収まりました。
むしろまだ余裕があるほどで、高さがプラスされるぶん容量も格段に増えます。
ただし高さが増えることで、手持ちをすると底が地面に触れてしまう可能性があります。上記写真では身長175cmの人が腕を曲げて持っていますが、腕を伸ばしした状態だと底が地面に当たってしまいます。
持ち手が長めなので、肩掛けにした方が運びやすく、扱いやすいと感じました。
拡張できるトートバッグをエコバッグとして使う場合、持ち運びのしやすさも気になるポイントです。
小さくたたむこと自体はできますが、固定するゴムバンドなどが付いているわけでないため、そのままではすぐに広がってしまいます。バッグの中に入れて持ち運ぶのであれば、自分でゴムバンドなどを用意しておく必要がありそうです。
ファスナーで簡単に容量を増やせる拡張できるトートバッグは、旅行にも活用できそうだと感じました。
お土産をたくさん購入して荷物が増えた場合でも、バッグを拡張すればしっかり収納できます。観光中に使うというよりは、バッグの容量が足りなくなったときのサブバッグとして役立ちそうです。
また長期旅行中にコインランドリーを利用する場面でも、こういった大きめのサイズのバッグが1つあると便利です。小さくたためばスーツケースに入れやすく、邪魔にならないので、旅行アイテムとしても活用できそうです。
ダイソーの公式アプリでは店舗の在庫確認ができますし、公式通販サイトでの購入も可能です。エコバッグや旅行バッグとして役立つめずらしいアイテムなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
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