春の訪れを感じるこの頃、暖かくなると気になってくるのが「花粉」ですよね。窓を閉めていても「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
花粉対策というと、マスクやメガネ、衣類ケアなど「外出時の対策」に目が向きがちですが、実は見落としやすいのが室内環境。帰宅時の衣服や髪、洗濯物、換気などを通じて、花粉は部屋の中にまで入り込んできます。
こうした“屋内の花粉対策”として効果的なのが、高性能フィルターやイオン技術を備えた「空気清浄機」です。花粉や微粒子をしっかり捕集・除去できるモデルを選べば、室内での症状を軽減することができます。
そこで今回は、「花粉除去に強い空気清浄機」のモデルを3つ厳選して詳しい性能と合わせて紹介します。
なかむら あんこ
趣味はキャンプ・温泉・読書。本は週に1冊ほど、ジャンル問わず読みます。ねこと和菓子、甘酒が好物。美味しいパンやスイーツを買って、お気に入りの珈琲や紅茶を淹れるのが至福のひとときです。
ダイキンの「MCZ706A」は、単なる空気清浄機を超えた“全方位型空調ケア機”として、家中の空気環境をまとめて改善できるハイクラスのモデルです。
空気清浄・加湿・除湿・脱臭まで1台でこなし、1年を通して使えるオールシーズン家電として設計されています。春の花粉やPM2.5対策はもちろん、梅雨時の湿気や冬の乾燥といった季節ごとの空気環境問題に幅広く対応できる点が大きな魅力です。
最大32畳までの空気清浄適用を実現し、広めのリビングや家族が集まる空間でもパワフルに空気を循環・浄化してくれます。
本機の大きな特徴は、2倍のストリーマユニットを搭載した、ダイキン独自の「ツインストリーマ」技術。吸い込んだ空気中の有害物質やニオイを分解するストリーマ放電により、花粉や浮遊ウイルスにしっかりとアプローチします。
さらに16種類もの花粉に対応しているのも心強いポイント。ダイキン独自のTAFUフィルターは交換目安が約10年と長寿命で、フィルター交換のコストや手間を大きく軽減できるのも魅力です。
加湿・除湿機能は4段階で設定可能。加湿に関しても抗菌効果の高い加湿フィルターを搭載しており、10シーズン交換不要と記載されています。除湿機能は約8〜9L/日の高い能力を誇り、梅雨の湿気対策や部屋干しの衣類乾燥にも有効。さらに、加湿空清・除湿空清運転中でも空気清浄能力が落ちない設計で、1年中ストレスなく使えます。「自動運転(しつどコントロール)機能」なら、室内環境に合わせて運転が切り替わるため、常に快適な空気環境をキープすることができます。乾燥するとバリア機能が低下し、花粉が付着しやすくなるため、乾燥を防ぐことも花粉症対策に繋がります。
本体サイズは約41.5(幅)×36(奥行)×69(高さ)cm、重さは約23kg。高性能かつ多機能である分やや大型のため、設置スペースをある程度確保できるリビングや広い寝室向きです。
実売価格は17万5000円前後からと高めですが、複数の空調家電をまとめて1台で済ませたい人や、季節ごとの空気環境のムラを徹底的にケアしたい人におすすめしたいモデルです。
アイリスオーヤマの「AAP-S20B」は、「気軽に空気清浄機を試したい」「狭い空間で花粉・PM2.5対策したい」という人にぴったりのコンパクト&高コスパモデルです。本機は約10畳用のスタンダードタイプで、一人暮らしの家や寝室、子供部屋など小〜中規模スペースに向いています。10畳用以外にもサイズ違いのモデルも展開されているため、部屋の広さに合わせて選べるのもうれしいポイントです。
搭載される集じん脱臭フィルターの捕集性能は、JIS規格の医療用マスクの品質基準において最高クラスをクリアしています。花粉やPM2.5など0.3μmの微細粒子を99.7%以上集じんできるとされています。
風量モードは「弱・中・強」の3段階に加え、就寝時にライトや風量を抑える「おやすみモード」もあるので寝室での利用にも最適。4時間と8時間で設定できる「自動オフタイマー機能」もあり、夜間の運転管理がしやすく実用的です。
本体サイズは約21(直径)×45(高さ)cm、重さは約3kgと軽量コンパクトで、置き場所を選ばず設置可能。丸いフォルムを活用し、汚れた空気を約360度、ほぼ全方向から吸い込める仕様になっています。
カラーはベージュ・ホワイト・グレーの3色展開。公式サイトでの販売価格は、カラーにより異なりますが7980〜9480円(税込)とコストパフォーマンスの高さが魅力。フィルター交換は別売ですが、本体価格自体がリーズナブルで、初めての空気清浄機やサブとしての導入に向いています。静音性や清浄力のバランスも取れたモデルなので、一家に一台あると便利です。
SHARP(シャープ)の「FU-S50-W」は、シャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター7000」を搭載した薄型スタンダードモデルです。
プラズマクラスターは空気中にイオンを放出し、「+」と「−」両方の静電気を効率よく除去できるので、微細な花粉にも効果的とされています。
さらに「高性能なフィルター(HEPA)」が細かい粒子の99.97%以上を逃さずキャッチし、「プラズマクラスター」が浮遊花粉アレル物質を抑制。さらに花粉や微小な粒子をより多く集める「パワフル吸じん運転」にも対応しています。
プラズマクラスターの適用床面積は約14畳と、リビングや広めのスペースでも対応可能。フィルターは静電HEPAや脱臭フィルターに加え、抗菌・防カビプレフィルターも搭載。プレフィルターに付着した埃はパネルを着けたまま掃除機で吸い取るだけなのでお手入れも簡単です
サイズは約38.3(幅)×20.9(奥行)×54(高さ)cm、重さは約4.9kg。デザインは薄型で圧迫感が少なく、リビングや寝室のインテリアにもなじみやすい設計です。
実売価格は1万5000円前後からと手の届く価格ながら、大手メーカーの確かな技術を搭載したモデル。安定感ある空気清浄力を求めつつ、コスパも重視したいという全方位のバランスを重視する人におすすめです。
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