収納ボックスは数あれど、使わないときにかさばったり、重い物を入れたときの耐久性が気になったり、ベストなアイテムを選ぶのは意外と難しいもの。そんな悩みから手に取ったのが、無印良品の「再生ポリプロピレン入り 折りたたみコンテナ」です。
普段はガーデニング用品や食品ストックの収納に、アウトドアではそのまま車に積み込んで持ち出すなど、想像以上に幅広く活躍しています。価格は1890円(税込)。今回は、実際に使ってみて感じたメリットや気になる点をレビューします。
立山 亜樹
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員の経験を活かし、登山やキャンプをはじめとしたアウトドアアイテムから、日常を便利にする生活グッズ、仕事の効率を高めるビジネスツールや最新ガジェットまで、幅広いアイテムのレビューを執筆。自身の体験をベースに、実際に使って感じたリアルな視点で、読者が「これ欲しい!」と思えるような情報をお届けします。
無印良品の「再生ポリプロピレン入り 折りたたみコンテナ」の魅力は、まず何より「しっかりした作り」にあります。荷物の運搬にも使われる業務用に近い設計で、収納部分の耐荷重は約10kg。2Lのペットボトルが6本入るサイズ感で、水のストックや食品の備蓄にも安心して使えます。
筆者は20Lサイズを使用しており、植木鉢や土などのガーデニング用品をまとめたり、キャンプ道具を一式入れてそのまま車に積み込んだりと、複数個をいろいろな用途で使っています。このコンテナは汎用性が高く、「とりあえずここに入れておけばOK」という安心感があります。
また、折りたたみ式というのも大きなポイント。使わないときは薄く畳めるため、収納スペースを圧迫しません。収納ボックスは便利な反面、使っていないときの置き場に困ることも多いですが、そのストレスがないのはメリットです。
見た目は一見シンプルですが、いわゆる業務用コンテナのような「無骨さ」が逆に魅力です。カラーはホワイトグレーと半透明を組み合わせたバイカラータイプと、ホワイトグレーのみの2色を展開しています。
収納アイテムはどうしても生活感が出てしまいますが、このコンテナは主張しすぎず、インテリアになじみやすい印象です。
筆者は、ホワイトグレー/半透明を選んでいますが、明るくやわらかい色味で、リビングやベランダに置いても違和感がありません。あえて見せる収納として置いても成立するデザインです。
新聞ストッカーとして使ったり、食品のストックをまとめたりしても、雑多な印象になりにくいのがうれしいところ。さらに、最近は別売りのふたも登場し、より「見せる収納」として使いやすくなりました。
これまでは上部が開いていることで中身が見えてしまったりホコリが入ってしまったりするのが気になっていましたが、ふたを使えばよりすっきりとした印象に。こうしたアップデートがあるのもさすが無印良品といったところです。
このコンテナは、同サイズのものであれば最大4段まで積み重ねられます。さらに、50Lサイズの上に20Lサイズを2つ並べて置くこともできるため、スペースや用途に合わせた組み合わせが可能です。
実際に使ってみると、この「積める」機能が便利。例えば、下段に重いもの(飲料やアウトドア用品)を入れて、上段には軽いものを収納することで、効率良くスペースを使えます。また、側面に窓(取り出し口)が付いたモデルもあり、積み重ねた状態でも中身を取り出せるのはありがたいポイントです。
収納ボックスは床に並べるとどうしても場所を取りますが、縦方向に積めることで省スペース化ができ、部屋全体がすっきり見えるようになりました。
使い勝手に満足している一方で、気になる点を強いて挙げるなら、サイズバリエーションでしょうか。
現在は20Lと50Lの2サイズ展開で、日常使いには十分ですが、もう少し高さが低いものや奥行きが浅いタイプ、ミニサイズなど、より細かく選べるとさらに使いやすくなると感じました。
例えば、キッチンの引き出しや棚の中など、限られたスペースにぴったり収まるサイズがあれば、収納の自由度がさらに高まるはず。また、小物を整理したいときには、20Lだとやや大きく感じることもあります。
とはいえ、大容量ゆえに「まとめて収納する」という用途には向いていますし、使い道を選ばない万能さは魅力です。
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