普段から紙に書くことが好きな筆者。ふと思いついたことを書いたり、読書中の気づきを残したり、気になったお店をメモしたりしています。
一方で最近は、気になった記事、行きたいお店、料理のレシピ、欲しいアイテムなど、スマートフォンで管理する情報も増えてきました。あとで見返すために保存しても、ブックマークやスクリーンショットがどんどん増えていき、気づけばどこかに埋もれてしまうことも少なくありません。
そんな「スマホ保存疲れ」を解決してくれたのが、カンミ堂の「ペイパーリンク」というQRコードシールです。
小林ユリ
「毎日を楽しく!」がマイテーマ。旅先から持ち帰ったお気に入りのアイテムが並ぶ2畳の仕事部屋から“暮らしがちょっと良くなる”情報を発信しています。家電・生活雑貨・コスメ・文房具が好きで、取材・インタビューや収納アイデア、愛用品レビューなど、幅広いジャンルを執筆。
プライベートではゲームとカメラと自転車に夢中。整理収納アドバイザー2級、ヨガインストラクションマスターなどの資格も保有しています。
カンミ堂のペイパーリンクは、記事や写真などスマホ内の情報を紙のノートにひも付けるような感覚で使える、小さなQRコードシールです。「詳しい情報はスマホの中」「簡単なメモはノートの中」と分散しがちな情報をゆるやかにつなげられます。
専用アプリ不要で使えるのでとても気軽。デジタル文具というよりは、「紙の文具の延長線上にあるアイテム」に近いと感じました。公式サイトでの価格は、Sサイズが594円(税込)です。
QRコードというと少し無機質でガジェット感が強い印象を持っていましたが、ペイパーリンクはシールやスタンプでアレンジした手帳にもなじむ柔らかいデザインです。
シール自体も約2(縦)×1.5(横)cmと小さく、ノートや手帳の余白に自然に収まるサイズ感。手帳の雰囲気を壊したくないという人でも取り入れやすい印象です。
筆者自身、機能性だけではなくノートに貼ったときの見え方もかなり重視したいタイプなのですが、ペイパーリンクは実用性とデザイン性のバランスがとてもいいと感じています。
まずはスマホやタブレットなどでQRコードを読み込み、専用サイトへアクセス。次に保存したいURLや写真を登録します。QRコードひとつにつき、写真は5枚まで(15MBまで)、URLは7件まで登録できます。
あとは、そのQRコードシールをノートや手帳の好きな場所に貼ればOK。ちなみにこのシールは、貼り直ししやすい再剥離タイプです。
設定作業が簡単で、メモを書く流れを邪魔しにくいのも好印象でした。登録のひと手間が重すぎると続けられなくなりがちですが、ペイパーリンクはかなり気軽に使えます。
普段から読書メモを書いている筆者。以前は感想だけをノートに残して終わりでしたが、今は著者インタビュー記事や出版社ページ、気になった引用記事なども一緒にひも付けています。
ノートを見返せば、メモだけでなく関連情報にもすぐアクセスできるので、「あの記事どこだっけ?」と探し回ることが減りました。
また、同じくらい便利だったのが料理レシピの管理です。
これまではレシピサイトや個人ブログなど保存場所がバラバラになりがちでしたが、ペイパーリンクでサイトや画像をひも付けておけば、手書きメモを見ながら必要な情報へすぐアクセスできます。
以前は「あとで作ろう」と保存したまま埋もれてしまうことも多かったのですが、ノートを開けば関連情報も一緒に見返せるので、保存したまま忘れてしまうことも減りました。
単なるメモではなく、「あとで見返すための入口」としてノートを使える感覚がとても便利です。
旅行メモとの相性もいいと感じています。
ノートやガイドブックに予定や持ち物を書きながら、行きたい飲食店、観光スポット、地図、予約ページなどを登録したQRコードシールを貼っておけば、必要な情報をスマホですぐ開けます。
見知らぬ場所での移動中、大きな荷物を持ちながら、「あのお店どこだっけ?」と調べ直すのは意外と億劫。でもノートから必要な情報をすぐ確認できれば、歩きながら一から検索し直さずに済みます。
ノートを使っていると、地味に困るのが「写真を残したい問題」。例えば、インテリアの参考画像、コーデ記録、購入候補アイテムなど、「画像として残したい情報」は意外と多いものです。
とはいえ、「わざわざプリントするほどではない」ということもありますし、写真を貼りすぎるとノートが分厚くなって使いにくくなることもあります。
こういうときにもペイパーリンクが活躍してくれます。ノート自体はすっきりしたまま、必要なときだけスマホで画像を開けるのがうれしいです。
ただし、注意したいのがデータの閲覧期間です。登録データの閲覧期間は36カ月。期間内に新しいQRコードへ引き継ぐことはできますが、何もしなければデータは消えてしまいます。
もうひとつ注意したいのが、データ移行後のQRコードシールは使えなくなってしまうということ。ただ、登録してあるデータを編集して繰り返し使うことはできるので、繰り返し使いたい場合は手作業でデータを更新していくのもありかもしれません。
いずれにしても、永久保存用というよりは「一定期間、あとで見返したい情報を整理しておく用途」に向いている印象でした。
紙だけではできなかったことができるようになったおかげで、ノートを書く頻度そのものも以前より増えました。
以前は、「URLを書いても入力が面倒」「画像を貼るのは手間がかかる」という理由で、結局スマホ保存だけで終わってしまうことも少なくありませんでした。
でもペイパーリンクを使うようになってからは、ノートとスマホが対立せず、自然につながる感覚があります。「あとで探し直すストレス」が減ったことで、「記録しておこう」という気持ちのハードルも下がりました。
デジタル管理は便利ですが、「書く」「残す」「見返す」という紙ならではの楽しさもやっぱり捨てがたいものです。ペイパーリンクは、そんな“紙のよさ”を残したまま、デジタルの便利さを無理なく取り込めるアイテムでした。
デジタルだけだと少し味気ないけど、紙だけだと不便だと感じている人には刺さるアイテムだと思います。
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