ビジネスの場や各種コミュニティでの活動には、名刺が欠かせないものです。ただし、紙の名刺には記載できる情報が限られています。また、大量の名刺を配らなくてはならない職業の場合、名刺にかかるコストも決して少なくありません。
昨今では、NFC機能(対応する機器同士を近づけることでデータを送受信する技術)を活用し、スマートフォンをかざすだけでそうした情報にアクセスできるデジタルな名刺が数多く存在します。
名刺を交換する相手にもよりますが、紙とは違った新たな名刺サービスを活用してみるのも一つの手かもしれません。「スマート名刺」や「タッチ名刺」「デジタル名刺」などと呼称はさまざまですが、今回は気になる6つのサービスを挙げました。前編では「プレーリーカード」「MEETタッチ名刺」「My Eight Card」を、後編では「LiT Card」「縁紙 -エニシ-」「HelloRing 2 Shell」を紹介していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
1つ目は、スタジオプレーリーが展開する「プレーリーカード」です。NFC対応のスマホをカードにかざすことで、用意したプロフィール情報にアクセスしてもらう仕組み。各種SNSアカウントを連携できるほか、主要な名刺管理ツールとの連携にも対応しています。
プレーリーカードの特徴は、カードのデザインが豊富なこと。通常価格3980円(税込、以下同)で用意されている公式デザインから選べるほか、ロゴや写真、イラストなどをアップロードしてオリジナルのデザインに整えられる「カスタムデザイン」(通常価格4980円)や、木材素材を使った「ナチュラルウッド」(通常価格4480円)、高級感のある「ブラックメタル」(1万4980円)など、多彩なデザインを選べます。
なお、法人向けに一括編集機能などを利用できる「プレーリーカード for Business」というサービスも用意されています。
2つ目は、ミートが提供する「MEETタッチ名刺」です。NFC対応のスマホをかざしてプロフィール情報の表示やSNS交換に利用できる上に、アプリ操作での切り替えによって複数のSNSリストを送信する「マルチリンクモード」と、デジタル名刺を送信する「名刺モード」を即座に切り替えられるのが特徴です。
カードのバリエーションとしては、名刺サイズの「MEET CARD」(オフィシャルデザインで通常2980円〜)だけでなく、スマホの保護ケースなどに忍ばせられるスクエア型の「MEET FLAT」(オフィシャルデザインで通常1480円〜)を選択できる点がユニークです。
3つ目は、名刺管理サービス「Eight」でおなじみのSansanが展開するデジタル名刺「My Eight Card」です。
対応スマホでのタッチによってプロフィール情報を共有できる上、相手がEightユーザーの場合には、共有した名刺情報がEight上に登録されます。また、非Eightユーザーの場合でも情報を受け取ってもらうことが可能です。
Eightユーザーにとっては、QRコードやURLよりも手軽に情報共有ができるので、チェックしておきたい選択肢といえるでしょう。
4つ目から6つ目に紹介するサービスについては、後編で取り上げます。
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