薬味や天ぷらなど、何かと出番の多い大葉。あると便利な食材ですが、スーパーで買うと10枚入り程度が一般的で、使い切れずに傷ませてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれそうだと思い、ダイソーで販売している「青じそ」の種を育ててみました。ダイソーでは野菜やハーブ、花の種が1袋66円(税込、以下同)、よりどり2袋で110円という驚きの価格で販売されています。
実際に5月のゴールデンウィーク頃から育て始めて、記事執筆時点では約1カ月半が経過しました。今回は、実際に育てて感じたメリットや気になったポイントをレビューします。
立山 亜樹
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員の経験を活かし、登山やキャンプをはじめとしたアウトドアアイテムから、日常を便利にする生活グッズ、仕事の効率を高めるビジネスツールや最新ガジェットまで、幅広いアイテムのレビューを執筆。自身の体験をベースに、実際に使って感じたリアルな視点で、読者が「これ欲しい!」と思えるような情報をお届けします。
ホームセンターに行くとさまざまな園芸用品がありますが、家庭菜園初心者にとっては種類が多すぎて何を選べば良いのか分からない……。そんな経験がある人も多いかもしれませんね。その点ダイソーなら、必要なものが手軽にそろいます。
筆者はここ3年ほど、夏に青じそを育てていますが、種のほかに、鉢、鉢底石、培養土もダイソーで購入しました。鉢底石を敷き、その上に培養土を入れて種をまくだけというシンプルな方法でスタート。種まきはゴールデンウィーク中に行い、その後は表面が乾いたら優しく水やりをしていました。すると、約1週間で小さな芽が顔を出しました。
家庭菜園というと難しそうなイメージがありますが、青じそは比較的育てやすく、発芽までの期間も短め。目に見えて成長が分かるため、初心者でも楽しみながら続けられると感じました。
しかも種は1袋66円。他の植物の種と合わせて、よりどり2袋で110円で購入できます。仮に失敗しても大きな出費にならないため、「まずは試してみたい」という人にもぴったりです。
発芽後は、本葉が出てきたタイミングで間引きを行いました。青じそは種をまくと想像以上にたくさん芽が出るため、そのまま育てると混み合ってしまいます。元気な株を残しながら少しずつ間引きを繰り返した結果、種まきから約1カ月半経った頃には葉が6枚ほどに成長しています。
この段階でもまだ間引きは必要な状態ですが、順調に大きくなっているのが分かります。そして、間引きした苗も別の方法で育てることができます。筆者は元気な苗をペットボトルを利用した水耕栽培に移したり、ハイドロカルチャーに植え替えたりして育てています。
比較すると、やはり培養土で育てている株の方が成長スピードは早い印象です。ただ、水耕栽培やハイドロカルチャーでも十分育つため、室内で楽しみたい人にはこちらもおすすめです。
特に室内での栽培は、虫の被害が少ないのがメリット。ベランダ栽培だとアブラムシなどが気になることがありますが、室内なら比較的管理しやすいでしょう。
青じそをはじめ、家庭菜園の魅力は「必要な分だけ収穫できること」です。スーパーの大葉は便利ですが、10枚入りや20枚入りで販売されていることが多く、数枚しか使わないと余ってしまいます。さらに鮮度が落ちやすいため、気付いたらしなびてしまっていたという経験も少なくありません。
その点、自宅で育てていれば料理中に必要な分だけ摘み取ることができます。冷や奴に2枚、そうめんに3枚、というように少量だけ使えるのは便利。しかも収穫したては香りが良く、市販品とはまた違ったフレッシュさがあります。
また、毎日少しずつ成長を観察できるのも家庭菜園ならではの楽しみ。葉が増えたり大きくなったりする様子を見ると、自然と愛着が湧いてきます。
気になる点を挙げるとすれば、間引き作業が重要なことです。発芽率が高いからこそ、放っておくと苗同士が混み合ってしまい、うまく育たなくなる可能性があります。元気な株を残すためには定期的な間引きが欠かせません。
また、収穫までにはある程度の時間が必要です。スーパーで買えばすぐに使えますが、栽培の場合は成長を待たなければなりません。とはいえ、66円という価格で数カ月も楽しめることを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと感じます。
さらに種だけでなく、鉢や土もダイソーでそろえられるため、初期費用も抑えられます。「家庭菜園を始めてみたい」「大葉をよく使う」「食費を少し節約したい」という人は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょう。
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