「高圧洗浄機」おすすめ3選 壁や車の頑固汚れが落とせる【2020年最新版】
高圧洗浄機なら、強力な水圧で頑固汚れを効率よく落とすことができます。自分の手でゴシゴシ力を入れなくて済むので、掃除に費やす時間と労力を削減できます。ここでは、高圧洗浄機の選び方とおすすめの製品を紹介します。
壁や窓の汚れがなかなか落とせず困ったことはありませんか? そんなときは「高圧洗浄機」を使ってみましょう。
高圧洗浄機なら、強力な水圧で頑固汚れを効率よく落とすことができます。自分の手でゴシゴシ力を入れなくて済むので、掃除に費やす時間と労力を削減できます。
ここでは、高圧洗浄機の選び方とおすすめの製品を紹介します。年末の大掃除に向けて、用途に合った高圧洗浄機を手に入れましょう。
高圧洗浄機:ポータブルタイプか、据え置きタイプか
高圧洗浄機は、大きく「ポータブルタイプ」と「据え置きタイプ」の2種類に分けられます。車を洗うのか壁を洗うのかなど、洗う対象によって選ぶべきタイプが異なります。
ポータブルタイプは、持ち運びが簡単なコンパクトサイズの高圧洗浄機です。片手で持てるものや、肩にかけて使用できるものがあります。軽量で小回りが利くため、力に自信がない人でも扱いやすくなっています。狭い場所や手が届きにくい場所を洗うときに便利です。ただ、水を噴射するパワーは据え置き型と比べて劣ります。
ポータブルタイプは、車や自転車を洗うのに適しています。洗車用として使う場合は洗車用ブラシが付属しているモデルや、洗剤を一緒に噴射できるものがおすすめです。
据え置き型は、水を噴射するパワーが強く洗浄力のあるタイプです。ポータブルタイプと比べて、重量があり持ち運ぶのには適していません。その代わり、噴射力があるため、玄関、ベランダ、外壁、窓などの汚れを落とすときに役立ちます。噴射した水は高いところまで届くため、家の外側を広範囲にわたって洗浄できます。一軒家で使用するのにピッタリのタイプです。
タイプとあわせて確認したいのが、ノズルの種類です。ジェット水流ノズル、霧状に噴射できるノズルなど、オプションパーツとしてノズルを複数用意しているモデルもあります。洗う場所や洗うものに合わせてノズルを替えれば、効率的に汚れを除去できるでしょう。
高圧洗浄機:水圧の切り替え機能があると便利
高圧洗浄機を選ぶときは、水圧を確認しましょう。水圧には「常用吐出圧力」と「最大吐出圧力」の2つがあります。常用吐出圧力は普段の使用時に出る水圧のことで、最大吐出圧力はその製品で実現可能な限界圧力のこと。特に常用吐出圧力が、実際の使用時に発揮される水圧なのでチェックしておきましょう。
おおよそ2〜7メガパスカルがあれば、家庭用の高圧洗浄機として問題なく使えるでしょう。2メガパスカルで車や網戸の洗浄、7メガパスカルで壁やベランダの汚れの除去に使えます。家の中も外も全体的に洗浄したい場合は、水圧の切り替え機能を搭載したモデルがおすすめです。洗う場所によってその都度水圧を替えて洗浄すれば、水圧が低過ぎて汚れが落ちなかったり、逆に水圧が強過ぎて対象物を壊してしまったりすることを防げます。
給水方式も確認しましょう。蛇口の近くで使用する場合は「水道接続式」がよいでしょう。このタイプは、洗浄力が強くなります。長さが足りない場合は延長用のホースの準備が必要です。
水道の位置に関係なく使いたい人は、本体のタンクに水を入れる「タンク式」か、バケツから水をくみ取る「自吸式」がおすすめです。持ち運びが楽なので、狭い場所を掃除するときに便利です。残り湯や雨水を利用すれば水道代を節約することもできます。
高圧洗浄機:近所迷惑にならないよう静音性をチェック
高圧洗浄機は使用時に、大きな動作音が出ることがあります。住宅地で使う場合、騒音にならないか気になる人も多いでしょう。その場合は、高圧洗浄機の静音性に注目しましょう。静音性を判断するとき、ポイントになるのがモーターの種類です。
高圧洗浄機のモーターは、主に「エンジンモーター」「ユニバーサルモーター」「インダクションモーター」の3種類です。エンジンモーターは業務用のモデルに使われていることが多く、洗浄力は高いものの値段が高く作業音も大きいという特徴があります。
ユニバーサルモーターは、他と比べてパワーの点で劣りますが、搭載しているモデルが小さく軽量なので持ち運びやすいというメリットがあります。
インダクションモーターは、業務用としても個人用としても主流のモーターで、静音性に優れています。耐久性が高く使える寿命が長いというメリットもあります。ただし、西日本用と東日本用で対応周波数が異なるため注意が必要です。
上記3つの中で、静音性が高いのはインダクションモーターになります。基本的に製品のサイズが小さければ動作音も小さくなりますが、静かな分洗浄力が落ちてしまうこともあります。静音性と洗浄力のバランスを考えて選びましょう。
高圧洗浄機:おすすめモデルはコレ!
ケルヒャー「高圧洗浄機 K5 サイレント カー & ホームキット」
ケルヒャーの「高圧洗浄機 K5 サイレント カー & ホームキット」は、据え置き型の高圧洗浄機です。12メガパスカルの最大許容圧力。強力な水圧で汚れを除去します。
12メートルの高圧ホースが付いており、広範囲の洗浄に対応。圧力を自由に調整できる「バリオスプレーランス」を搭載しており、洗う場所によって水の強さが切り替えられます。外壁の汚れなどを強力な水流で落とす「サイクロンジェットノズル」も付いてきます。
他にも、水はねを防ぎながらモップのように押し付けて高圧洗浄が行える「テラスクリーナー」、洗車や外壁の掃除で便利な「回転ブラシ」が付属。洗浄剤を使うこともできます。静音性の高いモデルなので、住宅地でも安心して使用できます。販売価格は6万3778円(税込、以下同)です。
ケルヒャー「高圧洗浄機 K2 サイレント」
ケルヒャーの「高圧洗浄機 K2 サイレント」は、ポータブルタイプの高圧洗浄機です。本体重量は5.8キロ。コンパクトサイズなので持ち運びやすいモデルです。
ノズルの種類が豊富で、対象物に合わせて圧力調整ができる「バリオスプレーランス」、強力な洗浄力を発揮する「サイクロンジェットノズル」、洗浄剤を泡立てて噴射する「フォームノズル」などが使用できます。
適したノズルを選べば、少ない労力で対象物をきれいにできます。製品の最大許容圧力は10メガパスカル。洗浄力が高いのはもちろん、静音性にも優れています。8メートルの高圧ホースが付属します。販売価格は2万5278円です。
アイリスオーヤマ「タンク式高圧洗浄機 ホワイト SBT-512N」
アイリスオーヤマの「タンク式高圧洗浄機 ホワイト SBT-512N」は、近くに水道がなくても使用できるモデル。本体のタンクに水を入れて使うこともできますし、直接蛇口につないで給水することも可能です。ケースバイケースで給水方法を変更できます。
ノズルの可変ダイヤルで高圧と低圧の切り替えができ、適切な水圧で洗うことができます。常用吐出圧力は約6.5メガパスカルです。
50度の温水と中性洗剤に対応しており、水ではなかなか落ちない汚れにもアプローチできます。静音設計なので、音を抑えながら汚れを除去できます。販売価格は1万9580円です。
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