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月1GBなら770円 格安SIMの「OCN モバイル ONE」新料金を5つのポイントで解説【2021年4月版】

格安SIMの「OCN モバイル ONE」が4月に料金体系を刷新。月額料金を大幅に値下げしました。さらに、専用アプリを使わなくても通話料金が安くなるなど、他社にはない特徴も注目です。OCN モバイル ONEの新料金について5つのポイントでチェックします。

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 格安SIMの「OCN モバイル ONE」が4月に料金体系を刷新。月額料金を大幅に値下げしました。さらに、専用アプリを使わなくても通話料金が安くなるなど、他社にはない特徴も注目です。OCN モバイル ONEの新料金について5つのポイントでチェックします。

OCN モバイル ONEの新料金プランとは

 OCN モバイル ONEはNTTコミュニケーションズがMVNOとして提供する格安SIMブランドです。4月1日から新料金にリニューアルされましたが、新たなプラン名は特に付けられておらず「1GB/月コース」のような名称が使われています。

「OCN モバイル ONE」のプロモーションサイト
「OCN モバイル ONE」のプロモーションサイト(出典:NTTコミュニケーションズ

 具体的には、1カ月に利用できるデータ容量ごとに1GB/3GB/6GB/10GBのコースを用意。月3GB以上のコースはSMS対応SIM、データ通信専用SIMも選択可能です。

OCN モバイル ONEの基本料金は月額770円から

 気になる月額基本料金は、スマートフォンで利用する音声SIMの場合、1GB/月コースで770円(税込、以下同)。3GBは990円、6GBは1320円、10GBなら1760円です

新コースの一覧
新コースの料金。価格は税抜、()内は料金改定前の価格(出典:NTTコミュニケーションズ

 小容量ならかなり低コストで契約でき、月10GB以下なら他社と比べてもリーズナブルですね。タブレットなど音声通話がいらない場合は、3BG/780円から利用できます。またデータ容量を使い切った場合は1GBあたり550円でチャージが可能です。

専用アプリを使わなくても音声通話が11円/30秒から

 OCN モバイル ONEの大きな特徴は音声通話が11円/30秒から利用できることです。これは、電話をかける際にプレフィックス番号を付ける「OCNでんわ」を活用したものです。

「OCN でんわ かけ放題オプション」について
「OCN でんわ かけ放題オプション」について(出典:NTTコミュニケーションズ

 こうした仕組みは他の格安SIMにもありますが、IIJmioの「みおふぉんダイヤル」やmineoの「mineoでんわ」など契約者向けの通話アプリを使うか、自分でプレフィックス番号を付けて発信するなどの手間がかかります。

 その点OCN モバイル ONEなら、スマホ標準の通話アプリ・電話アプリからかけた国内通話が自動で11円/30秒と安くなるのがポイント。かけ放題を利用するまでではないものの、どうしても音声通話が必要な場面があるという人には魅力的に感じられるのではないでしょうか。

 通話頻度が高い人向けには、有料オプションとして1回10分以内の国内通話が無料になる「10分かけ放題」(月額935円)、国内宛の通話料上位3番号が通話料0円になる「トップ3かけ放題」(月額935円)、国内通話料無料の「完全かけ放題」(月額1430円)が提供されています。

複数SIMでデータ容量を分け合う仕組みも

 OCN モバイル ONEは使いきれなかったデータ容量を翌月末まで繰り越して利用可能です。月1GBから契約できるため月々のデータ通信が少ない人でも無駄なく利用できますが、余ってしまった場合は翌月分として残しておけます。

容量シェア
容量シェア(出典:NTTコミュニケーションズ

 また有料オプションとして、複数のSIMで容量をシェアできるサービスが用意されています。

 例えばスマホ用のメイン回線で10GB/1760円の音声対応SIMを契約し、タブレット用に容量シェアでデータ通信専用SIMを月額440円で発行します。すると、1760円+440円=月額2300円で10GBをスマホとタブレットで使い分けるような運用が可能になります。

 スマホとタブレットだけでなく、スマホとスマホの2台持ちなど、メイン回線+サブ回線でデータ容量を上手に使える仕組みです。

販売されている主な端末

 OCN モバイル ONEでは公式サイトで端末とのセット販売が行われているほか、グループ企業のNTTレゾナントが運営する「goo Simseller」でも端末とのセット販売がされています。

スマホセットの販売ページ
スマホセットの販売ページ(出典:NTTコミュニケーションズ

 具体的には、iPhoneシリーズ(中古)を筆頭に、シャープのAQUOSシリーズ、ソニーのXperiaシリーズ、ASUS、モトローラ、OPPO、TCL、シャオミなどの端末を幅広くそろえています。ただし、品切れになる製品も多いので、製品をチェックするタイミングも重要です。

 不定期でキャンペーン等を実施することが多いので、購入するタイミングによっては、運良く割安に端末を入手できることもあるでしょう。

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