【ソニー→バッファローもOK】nasneからnasneへ録画番組“お引っ越し”が可能に! これで買い換えも安心
nasneからnasneに録画番組を「お引っ越しダビング」できる機能が追加されます。SIE版nasneからバッファロー版nasneへのダビングも可能で、買い換えを検討しているユーザーも安心。
愛用者が多いテレビ番組レコーダー「nasne」(ナスネ)。現在はソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から引き継いだバッファローが新モデルを販売していますが、従来のSIE版nasneに保存された録画番組を、バッファロー版nasneに「お引っ越しダビング」できる機能が11月24日に追加されることになりました。お引っ越しした録画番組はバッファロー版nasneで再生して楽しめます。
同日には、SIEがPlayStation 5(PS5)版「torne」(トルネ)をリリースする予定です。一時は存続が危ぶまれたnasneですが、これからも第一線で活躍してくれそうです。
録りためた番組も安心「お引っ越しダビング」
「お引っ越しダビング」はバッファロー版nasne(NS-N100)向け無料アップデートとして11月24日に公開される予定です。
この機能を使うと、同じネットワークに接続したnasne同士で、録画番組データのダビングが行えます。nasne本体に録画した番組だけではなく、外付けHDD内の録画番組もダビングできます。
この機能が使えるのは、バッファロー版nasne同士か、SIE版nasne→バッファロー版nasneとなります。バッファロー版nasne→SIE版nasneは非対応です。
利用には「nasne HOME」のファームウェアアップデートが必要。ダビングの実行もnasne HOME画面から選択します。
PS5版torneも登場!
11月24日に公開されるPS5版torneは、nasneと組み合わせることでPS5からテレビ番組を録画・視聴できるアプリです。
PS5のハイスペックを生かし、高速に起動してすぐにアプリの機能を利用できるとのこと。番組表のズームアウト表示が一段階追加され、情報量が増えて目的の番組が探しやすくなっています。録画番組を早送り・早戻しする時のフレーム数も増えており、目的のシーンを探しやすくなりそうです。
torneの操作はDualSense ワイヤレスコントローラーと、PS5専用メディアリモコン(オプション)でも行なえます。メディアリモコンを使えば、テレビ用リモコンと同じ感覚で片手操作も簡単です。
アプリ自体は無料でダウンロードできますが、視聴再生は500円(税込)の有償機能となっています。音質をより豊かにする追加コンテンツ「オトイイネ」(税込1320円)、黒を基調としたデザインテーマ「トルネ・ブラック」(税込500円)も提供されます。
容量倍増 バッファロー版nasneのおさらい
・2万9800円(税込、Amazon.co.jp)
nasneは録画とメディアストレージに絞ったシンプルなレコーダー。使いやすいと評価の高いtorneと組み合わせることで、録画や視聴がレスポンス良く楽しめるのが人気の理由です。
SIE版は2019年7月に出荷を完了してしまい、ファンを落胆させましたが、バッファローが引き継いで2021年3月に新モデルが発売されました。torneは引き続きSIEが開発・運営を続けています。
バッファロー版nasne(NS-N100)は、SIE版と基本機能は同じですが、HDD容量が2TBに倍増。対応外付けHDD容量も3倍の6TBとなり、最大8TBの構成が可能になっています。ポータブルHDD/SSDならACアダプターが不要で、nasneにUSBケーブル1本で接続できるのもうれしいポイントです。
また、iPhone/iPad向け「torne mobile」の視聴画質はSIE版がSD画質(480p)なのに対し、バッファロー版ではHD画質(720p)に向上しています。
torneはバッファロー版とSIE版との混在に対応しており、最大4台まで接続できますので、SIE版にバッファロー版を買い足してもOKです。
バッファロー版は全デバイスのtorneに対応しているわけではないので注意が必要。PS5版、PS4版、スマートデバイス版は利用できますが、PS3版、PS Vita版(Vita TV版含む)はバッファロー版は非対応となっています。
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